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第2回 日本弁理士会ってどんな団体?

出演 弁理士:中塚雅也先生 進行:富山幸代

全ての弁理士を統括する日本唯一の団体です。
日本にいる弁理士は全員、日本弁理士会の会員です。日本弁理士会の歴史はとても古く、大正11年に設立されています。

ラジオトーク

富山 日本弁理士会プレゼンツ「こちら知的財産相談室」の時間です。 みなさん、こんにちは。進行役の富山幸代です。 この番組は、普段あまり聞き慣れない「弁理士」という仕事について紹介しながら、知的財産に纏わる(まつわる)事柄を相談できる人が身近にいるといかに心強いか、これを弁理士の方への相談を通して、教えてもらう番組です。 今週の番組の回答者は 日本弁理士会広報センターの中塚雅也さんです。

中塚 こんにちは。日本弁理士会広報センターの中塚雅也です。

富山 どうぞよろしくお願いします。 早速ですが、中塚さん、前回は弁理士という仕事がどんなことを扱っているのかということを教えていただきました。 特許権や意匠、商標などを特許庁に申請し、登録するのが主な仕事なんですよね。とても煩雑な業務だということは分かったのですが、中塚さんが所属しています日本弁理士会というのはどんな団体なのでしょうか。

中塚 はい、弁理士は専門的知識を持った仕事です。これは前回ご説明しましたよね。弁理士会はその弁理士を統括する日本で唯一の団体です。実は弁理士になるには、全員が日本弁理士会に登録しなければなりません。 つまり日本にいる弁理士は、全員が日本弁理士会の会員になるわけです。 歴史はとても古く、大正11年に設立されています。弁理士の育成と向上のために設立されました。

富山 大正11年とはほぼ100年ですよね。ずいぶん重みがありますよね。具体的にはどのような活動をなさっているのでしょか?

中塚 とても幅広い活動なので一言では言えないのですが、最初にまず弁理士の指導監督、知的財産に関する各種研修、研究活動、小学校、中学校高校などへの知的財産特別授業を中心とする各種支援活動、 新聞やラジオを用いた広報活動、実は弁理士会には「はっぴょん」というマスコットキャラクターまでいるんです。

富山 そうなんですね。

中塚 あと専門的なところでは、知的財産権などの価値評価なども行っています。

富山 なるほど。幅が広い分、しかも内容によっては弁理士の皆さんもずいぶん多岐にわたって専門的な知識が必要ですよね。中塚さんは、きっと日々勉強されているのですよね?

中塚 はい。やはりみなさん1つの夢をもって私たち弁理士に相談に来られるわけですから、私たちも誠実に対応するのが使命だと思っています。

富山 素敵ですよね。ではどうしたら、そんな素敵な弁理士さんになれるのでしょうか?

中塚 まずは法律の知識、特許法等の知識は必要になっていまして、弁理士試験という国家試験に合格する必要があります。

富山 弁理士は国家試験、国家資格なんですね。なんだかこう、国家資格と聞きますと敷居が高いような感じがするんですけど気軽に皆さんに相談することは可能ですか?

中塚 私ども、日本弁士会にすぐ相談して下さい。日本弁理士会には無料の相談室がありますのでまずはこちらを活用してください。詳しくは日本弁理士会ホームページの無料相談のご案内というページをご覧いただければいいと思います。

富山 中塚さんありがとうございました。

中塚 ありがとうございました。

富山 また次回もよろしくお願いします。なお、今日のこの番組は、番組ホームページでいつでも聞くことができます。「弁理士ラジオ」で検索してください。 こちら知的財産相談室、この番組は日本弁理士会の提供でお送りいたしました。また次回をおたのしみに。お相手は、富山幸代でした。

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