出演 弁理士:中塚雅也先生 進行:富山幸代

弁理士って何をしているの? 第1回

知的財産を守るのが私たちの仕事です。
弁理士は法律で規定された知的財産の専門家です。発明した人が損をしないように、特許や意匠、商標などを特許庁に出願して登録するのが主な仕事です。
一生懸命に考えて資金を投資して開発した新商品がマネされたら、、困りますよね?

ラジオトーク

富山 日本弁理士会プレゼンツ「こちら知的財産相談室」の時間です。
みなさん、こんにちは。進行役の富山幸代です。
この番組は、普段あまり聞き慣れない「弁理士」という仕事について紹介しながら、知的財産に纏わる(まつわる)事柄を相談できる人が身近にいるといかに心強いか、これを弁理士の方への相談を通して、教えてもらう番組です。
今週の番組の回答者は 日本弁理士会広報センターの中塚雅也さんです。

中塚 こんにちは。日本弁理士会広報センターの中塚雅也です。

富山 どうぞよろしくお願いします。
早速ですが中塚さん、弁護士や税理士というと分かるのですが、「弁理士」という言葉はあまり私たちに馴染みがありません。今この番組を聴いて初めて「弁理士」という言葉を耳にした方も、実は多いと思います。まずは弁理士とは? 仕事として、どんな事をやっているのかについて分かり易く教えて下さい。

中塚 はい、弁理士の仕事は、専門的知識をもった仕事です。発明した方が損をしないようにより有利に、言い換えると得をするように、特許や意匠、商標などを特許庁に出願して、登録するのが主な仕事です。 一言でいえば、発明家の知的財産を守るのが私たちの仕事です。法律にも、知的財産に関する専門家と規定されているんですよ。

富山 もう少し、具体的に教えていただいてよろしいでしょうか。

中塚 はい。例えば、富山さんが会社の経営者で、何か新しい商品を開発したとします。会社の持ってる技術力のすべてをつぎ込んでデザインにもこだわりキャッチなネーミングをつけて売り出しました。 それらが、他人に無断で真似をされたら、どう思いますか?

富山 いやーあまりいい感じはしないですね。

中塚 そうですよね。これらの技術、デザイン、ネーミングすべて知的財産になっています。 これらのうちですね、技術力、技術を保護したいと思えば、特許や実用新案、デザインを保護したいと思えば意匠、ネーミングを保護したいと思えば商標。 これらをすべて知的財産で保護することが、守ることができます。他にも例えば商品を製造するときなんかにちょっとしたノウハウがあると思うんですけどそれらも保護することができます。 これらの、特許意匠、商標については思いついただけでは何も保護されないですので、特許庁に出願して権利化する必要があります。これらのお手伝いをするのが弁理士の仕事です。

富山 なる程。特許庁に特許や意匠、商標等を登録するという事ですか。大変なお仕事なんですね。話をちょっと聞いただけで、とっても面倒臭そうな手続きが、山のように待ち受けているような印象を抱いてしまいました。提出する書類も多そうなので、私たち素人には、手に負えない気がします。

中塚 はい、確かに煩雑です。私は普段の仕事で特許を中心に取り扱っているのですが、発明者が考えた発明の本質をいかにとらえてそれを文章でどのように表現するか、一見簡単そうに思えるかもしれませんが、 実は技術的、法律的知識を必要とする、むつかしい作業と思っています。

富山 そうなんですね。提出する書類も多そうなので、私たち素人にはとても手に負えないような気がします。

中塚 はい。そんな時、出番となるのが私ども弁理士です。特許庁に特許権を申請したい方の強い味方となる存在です。

富山 安心ですよね。どうすれば、手伝って頂けるのでしょか?

中塚 はい、日本弁理士会には無料の相談室がありますので、まずはこちらを活用して下さい。詳しくは日本弁理士会ホームページをご覧ください。

富山 はい、ありがとうございます。中塚さん、ありがとうございました。

中塚 ありがとうございました。

富山 また次回もよろしくお願いします。なお、今日のこの番組は、番組ホームページでいつでも聞くことができます。「弁理士ラジオ」で検索してください。 こちら知的財産相談室、この番組は日本弁理士会の提供でお送りいたしました。また次回をおたのしみに。お相手は、富山幸代でした。

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