出演 弁理士:石原進介先生 進行:富山幸代

お客さんと接するにあたって普段はどのようなことに気を使っていますか? 第33回

発明者の側に立って話を聞き、苦労話や情熱話を分かち合うことです。
特許庁への出願の際だけでなく、新商品開発の際にも知恵袋になっている弁理士。そんな弁理士の仕事をする上でどのようなことを大切にしているのか、石原先生に聞いてみました。

ラジオトーク

富山 日本弁理士会プレゼンツ「こちら知的財産相談室」の時間です。こんにちは富山幸代です。この時間は日常生活での出来事や身の回りのものを通じて、知的財産の意味や大切さを学ぶ番組です。今週の番組の回答者は日本弁理士会広報センターの石原進介さんです。

石原こんにちは弁理士の石原進介です。

富山よろしくお願いします。早速ですが石原さん、今週はこの番組を、耳にしたリスナーの方からの質問に答えていただきました」。 内容は「海外の特許権は登録されていますが、日本ではまだ登録されていない技術を見つけたので、リスナーの方が日本で出願登録をしたい」そういうような内容でした。 日本でまだ特許権が登録されていない、だから出願登録をすという単純な話ではないことが分かりました。その一方でその権利を借りてくることも出来る。しかもそのお手伝いを弁理士さんがしてくれるというのは初めて知りました。

石原はい、私共弁理士は権利を出願登録するために特許庁に毎日のように書類を提出しているだけというわけではありません。 新たなる工業製品が生まれるようにクライアントにアドバイスをしたり、あるいは生まれたアイデアをどのように保護したらよいかというアドバイスをすることもあります。

富山それにはいつもアンテナを張って頭を柔らかくしていないといけないですよね。 今回この番組を通して弁理士さんのその柔軟性に感心することしきりでした。ところで今週石原さんの最後の回となりましたので、今日は少しプライベートなお話を伺っていきたいと思います。 石原さん、お客さんと接するにあたって普段はどのようなことに気を使っていますか?

石原弁理士は代理人なので、発明者の視点だけでなく、どうやったら審査に通るかという、特許庁の審査官からの視点など複数の視点が要求されます。 でも大事なのは発明者の側に立って発明者の話を聞き、苦労話や情熱話を分かち合うことです。 発明をされる中小企業などの社長さんとかはアイデアマンが多いですが、そのような方がした発明にはそこに行きつくまでの苦労や、それにささげた情熱の話がきっとあります。 また新製品の開発者から相談されて一緒になって新たな製品のアイデアやネーミングを考えたりすることもよくありますね。そのようなことを仕事にしているのは我々弁理士だけです。 例えば正月明けやゴールデンウィーク明けなどには中小企業の社長さんや個人の方から相談を受けることがよくあります。「連休中にずっと考えていらっしゃったのかな?」と思います。 そんな思いをくみ取るのも弁理士の一つの仕事なのかなと思っています。

富山なるほど。これまで弁理士さんと言われましても知的財産を特許庁に申請する仕事をする人たちと思っていましたが、今日石原さんのお話をお伺いしまして新商品の知恵袋にもなっているというのは初めて知りました。 石原さんのように発明者の方や開発者のお話ですね、どんなときでも、どんな苦労話しでも真剣に熱意をもって聞いてくれて、一緒に寄り添いながら聞いてくれるようなそんな相談相手が弁理士さんだと安心できますよね。

石原特許、実用新案、意匠、商標の出願に限らずそれらの活用方法にアドバイスを送るのも新製品の開発には欠かせません。 何かあれば私共弁理士にぜひ相談してください。日本弁理士会には無料の相談室がありますのでまずはこちらを活用して下さい。詳しくは日本弁理士会HPをご覧下さい。

富山石原さん、一週間ありがとうございました。なお、今日のこの番組は番組ホームページでいつでも聞くことができます。「弁理士 ラジオ」で検索してください。「こちら知的財産相談室」この番組は日本弁理士会の提供でお送りしました。また次回をお楽しみに。お相手は富山幸代でした。

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