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第19回 今日は日本弁理士会の広報活動について紹介します。

出演 弁理士:井坂洋子先生 進行:富山幸代

一般の方向けの広報活動としては、弁理士の仕事の内容や、特許、実用新案、意匠、商標などの知的財産がいかに大切なのかを広く知ってもらう活動をしています

ラジオトーク

富山 日本弁理士会プレゼンツ「こちら知的財産相談室」の時間です。こんにちは、富山幸代です。この時間は、日常生活での出来事や、身の回りのものを通じて、知的財産の意味や大切さを学ぶ番組です。今週の番組の回答者は、日本弁理士会 弁理士の井坂洋子さんです。井坂さんよろしくお願いします。。

井坂 こんにちは。弁理士の井坂洋子です。よろしくお願いします。

富山 早速ですが井坂さん今日はどのようなお話を伺えるのでしょうか?

井坂 はい、今日は私ども日本弁理士会の広報活動について紹介していきたいと思います。

富山 広報活動についてお話が伺えるんですね。弁理士会というと一般的には少しお堅いイメージがあるので広報活動とは意外ですね。

井坂 そう言われるかなと思っていました。しかし、広報活動は私ども日本弁理士会にとって欠かせないものとなっています。日本弁理士会は平成22年4月に常設の広報センターを設置して本格的に広報活動を行っています。

富山 実際どのような活動を行っているのでしょうか?

井坂 ひとつ目は一般の方に向けた活動です。弁理士の仕事の内容、特許、実用新案、意匠、商標など知的財産がいかに大切なのか、こうしたことを、広く一般の方に知ってもらう活動をしています。

富山 例えばこの番組もその一環となるわけですね。

井坂 その通りです。そのほかにも、弁理士を学校に派遣して、電子紙芝居や発明工作を行う知的財産授業を開催したり、日本各地で地域産業の発展等をテーマにして知的財産フォーラムを開催しています。 また、弁理士について、あるいは各種知的財産について、皆さんにわかりやすくお伝えするために、パンフレットや広報誌を作成して皆さんに配布したりしているんですよ。

富山 なるほど、できるだけ多くの人に知ってもらえるようにと随分と幅広い活動をなさっているように思います。

井坂 権利意識が高まってきたことで知的財産への関心や興味も広く認められるようになってきました。ようやくといった感じかもしれません。

富山 そうですね、著作権を含めて、世の中に知的財産というのがあるんだと、一般の方も意識するようになってきたように思います。

井坂 嬉しいですね、一方で弁理士に向けた広報活動も行っています。

富山 弁理士さんに向けてでしょうか? 広報というと対外的なイメージがあるんですが、、

井坂 確かにそうですね、しかしこれが重要なんです。昨今の科学技術はすごいスピードで進化していますし、新しい商品やサービスは次々に生まれています。こうした世の中変化に対応すべく制度や運用は頻繁に変わります。 私たち弁理士は常にこうした新しい情報を吸収していなければいけないのですが、とても弁理士個人では負いきれないところがあるので、弁理士向けの広報活動が必要なんですよ。

富山 なるほど、日々世の中の変化に目配りしてないといけないんですね。

井坂 はい。

富山 これは大変な職業ですね。でも楽しそうです。今回、この番組を担当していて一番驚いたのは、どの弁理士さんも頭の回転が早いということです。 でもこれだけ世の中の変化やスピードに対応しているわけですから、当然なのかもしれませんね。それだけ、知的財産について何かあったら弁理士さんを頼るのは確かな方法だとこの番組を通して思いました。

井坂 常にそうありたいと思います。もし知的財産に関して、何か気になることがあったら出番となるのが、私ども日本弁理士会です。 日本弁理士には無料の相談室がありますのでまずはこちらを活用してください。詳しくは日本弁理士会のホームページをご覧ください。

富山 井坂さんありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。なお今日のこの番組は番組ホームページでいつでも聞くことができます。「弁理士ラジオ」で検索してください。「こちら知的財産相談室」この番組は日本弁理士会の提供でお送りしました。また次回をお楽しみに。お相手は富山幸代でした。

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