会長あいさつ・意見・声明

OPINION

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知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言への協賛について

日本弁理士会  
会長 清水 善廣

 

 

 新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方、および、ご家族、関係者の方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 新型コロナウイルスが全世界で蔓延し、経済に大きな影響を与えております。企業活動への影響は甚大であり、我が国においても一刻も早い経済の復興が求められています。そのような状況の中、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症まん延の終結宣言を行う日までの間、新型コロナウイルス感染症のまん延終結を唯一の目的とした行為について、特許権、実用新案権、意匠権、著作権の権利行使を行わないことを宣言する「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」の取組が行われています。
https://www.gckyoto.com/covid19

 この度、日本弁理士会は、新型コロナウイルス感染症のまん延終結を目的とする同宣言の趣旨に賛同し、協賛することといたしました。なお、当会は、適切な状況下での知的財産権の行使は、産業の発達のために不可欠なものであると考えておりますことも申し添えます。

 最後に、罹患された方々の早期快復と、この事態の収束とにより、社会全体が平穏な日常生活を取り戻すことができるよう、心よりお祈り申し上げます。