知財広め隊セミナー

開催地 : 福岡県福岡市

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稼げる知財の活かし方



開催日 2018年12月4日(火)15:00~18:30
会場 西鉄グランドホテル2F「鳳凰の間」(福岡県福岡市中央区大名2-6-60) MAP
主催 日本弁理士会、福岡銀行
共催 日本弁理士会九州支部
対象 中小企業関係者、一般、学生、自治体など
定員 150名
テーマ 「稼げる知財の活かし方」
講師 麻生 渡 氏 福岡工業大学最高顧問(元特許庁長官、元福岡県知事)、松尾 憲一郎 氏(弁理士、元日本弁理士会副会長)、大庭 真一 氏(福岡銀行 取締役常務執行役員)、柿原 秀己 氏(株式会社長寿乃里 取締役)、利光 洋 氏(日本弁理士会九州支部福岡県幹事 弁護士・弁理士)
概要

 最近よく聞くようになった「知財」という言葉。それって具体的にどういうものかご存じですか。実は企業の成長に欠かせない重要なものだったりします。
 他人に真似されないよう、自分の発明・アイデア、会社の屋号や商品名を特許権や商標権等、権利として守ることはもちろんのこと、ブランド構築、経営戦略、営業ツール、広報ツール等として使用することもできます。
 この多岐にわたる有用性を持つ「知財」の活かし方を皆さまに知っていただくべく、この度、九州一円でトップ金融機関として活躍されている福岡銀行と共同して、九州のイノベーション主導型の中小企業様に対して活用事例を中心に、より深く知的財産を知っていただくためのセミナーを開催することにいたしました。特に、基調講演は特許庁長官としてまた、福岡県知事として敏腕を振るわれ多大の実績を残された麻生渡氏をお招きしました。多数のご参加をお待ちします。

 

・基調講演「元特許庁長官が語る中小企業の知財」
      講師:麻生 渡 氏 福岡工業大学最高顧問(元特許庁長官、元福岡県知事)

・パネルディスカッション「知財で儲けよう」
      コーディネーター:松尾 憲一郎 氏(弁理士、元日本弁理士会副会長)
      パネリスト:麻生  渡 氏
            大庭 真一 氏(福岡銀行 取締役常務執行役員)
            柿原 秀己 氏(株式会社長寿乃里 取締役)
            利光  洋 氏(日本弁理士会九州支部福岡県幹事 弁護士・弁理士)

・交流会(無料)



開催報告

 基調講演「元特許庁長官が語る中小企業の知財」では「第2創業と知的財産戦略」という内容で、特許庁長官室胸像のある「高橋是清」の功績、アインシュタインが特許庁の審査官をしていた話に始まり、第2創業のため知財で独占的に事業をやることの必要性を話された。現在、高齢化、少子化とこのままでは、日本が将来も産業国家であり得ないと指摘され、現在進行中の、カスタマイゼーション、シェアエコノミー、フィンテック、AIの普及、グローバリゼーション、米中冷戦にまで話が及んだ。そして、これからの第2創業イノベーションについて、自分に「シーズ」のないところからジャンプすると失敗するので、「身近なところから堅実に」することが大切である。自前主義でなく他の人との連携、会社を買うことも必要であるなどを紹介された。企業が新分野に進出するには、知的財産権の確保が必要であると共に、どのような事業計画を立てて実行するかは重要であり、事例をもとにした講演は有益であった。
 パネルディスカッション「知財で儲けよう」では、弁理士がコーディネーターを務め、知財の評価活用についてディスカッシュンが行われた。日本における特許及び実用新案の出願が減っているのに対し、中国では日本の10倍の出願がある話にはじまり、中小企業でその営業利益率についてみると、知的財産権を有する会社の方が有しない会社の2倍以上あり、知財を有することの経営への効果が読み取れる。また、地元金融機関から、融資の際は、決算書(過去の実績)のみならず企業の実態(将来の成長の可能性、知財を含む事業価値)も重要な要素であるとの考えが披露された。また、知財戦略に基づく地元企業の「石けん」について、開発をしながらどのような知財があるか考えている事例が報告された。
 知財の活用による事業価値の向上について、パネラー間で共有されているように思えた。中小企業も知財を活用した事業展開が求められている。
 交流会では、講師のほか、地元の弁理士も加わり、参加者との歓談を通して交流を深めることができ好評であった。



お問合せ先

日本弁理士会 事務局
経営・支援室 知財広め隊担当事務局

TEL:03-3519-2709
E-mail:chizai-hirome@jpaa.or.jp

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