#stort 03
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TOKIOKA
KYOHEI
時岡 恭平

誇りと自信を持って、
社会に貢献

Profile

化学系メーカー 研究職を経て弁理士に。2016年~2019年 特許庁 審判部 審判決調査員として勤務。2004年弁理士登録(13669)。

弁理⼠になられた理由は何でしょうか?
またいつ頃、なろうと思われたのかお教え下さい

企業で研究開発をしていて5年程度経過したときに、研究業務にも役立つと思って、特許法の勉強を始めました。その際、特許法をとても面白く感じ、知的財産の仕事がしたいと思うようになり弁理士になりました。技術と法律の架け橋となるという職業にとても魅力を感じました。

弁理⼠になって良かったことがあればお教え下さい

弁理士になって、自分の世界が大きく広がったように思います。弁理士は、企業や事務所という垣根を越えていろいろと交流ができます。仕事も遊びもいろいろなことを弁理士仲間で行うことができるようになりました(仕事というのはもちろん知財に関する一般的な情報交換や研究などですが)。弁理士の集まりで得た情報や刺激をさらに日常の業務に活かして、充実した弁理士業を行うことができることがよかった点です。

印象に残っているお仕事、エピソードがあればお教え下さい

特許明細書を起案してクライアントに確認していただき、喜んでいただいたときはとてもうれしいです。なかでも、比較的短納期で新規な内容でしかも技術的に複雑なものを取り組んだときに、クライアント企業の発明者と知財担当者の方から感謝と賛辞のメールをいただいたときには、大変、うれしく、印象に残っています。

今後、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

企業の研究開発(発明者)、知財部、特許事務所、特許庁と、いろいろな立場から知財を見ることができました。特許庁の任期終了後は、弁理士業務に注力する予定ですが、いろいろなことをさせていただいた経験を活かして、仕事をくださる方々に満足のいただけるレベルの高い仕事ができればうれしいです。何度か月刊パテント誌等にも論文を発表させていただきましたが、機会があれば外部に発信することも継続して取り組みたいです。

弁理⼠とは、どのような職業だとお考えですか?

弁理士は、技術と法律の両面で陰から企業や組織等の知財活動をサポートすることが多いと思います。その意味で、人に奉仕する職業だと思います。もちろん報酬をいただいて業務をすると思うのですが、あくまでクライアントの利益があってこそのものだと思います。人の喜びを自分の喜びとすることができるやりがいのある仕事です。

弁理⼠を志す⽅々にメッセージをお願いします

弁理士は、最先端の技術を知ることができ、それを社会に活用していく手助けができる重要な仕事だと思います。基本的には裏方の業務が中心ではありますが、自分に誇りと自信を持って、社会への貢献が実感できます。弁理士として活躍したい人は、ぜひ頑張って下さい。