弁理士による出張授業 in 北海道 札幌市
- 日 時:5月13日(土)10:30〜11:30/13:30〜14:30/15:00〜16:00(計3回)
- 場 所:きょうさいサロン(北海道札幌市中央区北4条西1丁目共済ビル7・8F)
- 対象者:小学生 子供121名・大人96名(3回の合計)
- 講 師:羽鳥亘、朝日直子、貝塚亮平、川村武(敬称略)
私達は今回、特許庁・北海道経済産業局主催の「特許ってなに?おもしろ発明・体感フェア2006」に出向き、その中の「おもしろ劇場」と題した小学生向けの授業を行ってきました。
小学生向け授業のプログラムは、最初に、チャッピー(マギー審司が手品で使うようなヌイグルミの名前)を使って子供達の注意を引きつけます。
そして、不思議ハンカチ、マジックペンを用いた手品を披露した後に、その種明かしを通して技術の成り立ち・工夫を説明します。
次に、日常で不便と感じたことを解決する方法について子供たちに質問し、発明が生まれる過程を考えさせます。
例えば、片手でシャンプーのポンプを押しつつ、そ手のひらで液体を受けるにはどうしたらよいだろう、また、スポーツ観戦のときにポップコーンとジュースを片手で持つには容器をどのように工夫すればよいだろう、といったことを子供達に考えさせました。
次に、身近な発明品(3枚組みのハムに付されているシール、カップ麺の内部構造など)を紹介し、発明に対して興味を持たせるようにしました。
また、模倣による発明者の不利益や知的財産権を守る弁理士の役割などを子供達に解るように画像を用いて解説しました。また、有名な発明品の発明者が日本人か外国人かを当てるクイズも行いました。例えば、電話は外国人(グラハム・ベル氏)、カップラーメンは日本人(安藤百福氏)、シャープペンは日本人(早川徳次氏)、といった内容です。最後に、「プニョプニョピン」という差し込んでも引き抜きやすい押ピンを紹介し、授業は終了します。
今回は、「でんじろう」超えを目標に頑張りましたので、出来としては良かったのではないかと思います。少しでも子供達の印象に残ってくれれば幸いです。