支援活動だより193_CTP
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20 知的財産支援活動だより2018年8月号(No.193)1.日  時:平成30年7月18日(水)10:00-11:002.場  所:福岡県立三池工業高等学校3.対  象:1年生160名、職員5名4.コメント: 福岡県立三池工業高等学校は、校訓の一つに「創作工夫」を掲げ、知的財産の教育にも熱心に取り組まれています。 その一環として、校内パテントコンテストを行い、優秀なものについて全国パテントコンテストに応募する活動を継続されており、3年連続して特許出願支援対象選出、特許取得1件、これら特許教育の取組が2年連続して文部科学省科学技術・学術制作局長賞受賞という成果をあげられています。 平成30年度も、本特許入門教育を受講した1年生は、校内パテントコンテスト向け発明提案書を提出することになっています。 そこで、本特許入門教育では、まずは、特許とは強い権利であり、仕事に役立つものであることを、訴訟事例により知っていただきました。 次ぎに、小冊子「ヒット商品はこうして生まれた」の掲載例や同校の先輩等の特許出願支援対象例を示して、発明は身近なものであることを知っていただきました。 そして、「身近なものの問題点を見つけその解決策を考えること」が、校内パテントコンテストに繋がる発明の第一歩であることを、事例に基づいて学んでいただきました。 併せて、先願調査の第一歩としてJ-PlatPatでのキーワード検索を学んでいただきました。 次年度も、上記校内パテントコンテストの中から全国のパテントコンテストへの応募に繋がる発明が出てくることを期待しています。九州支部 元村直行「知財講演」福岡県立三池工業高等学校

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