支援活動だより192_CTP
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10 知的財産支援活動だより2018年7月号(No.192)1.日  時:平成30年5月10日(木)13:50〜14:502.場  所:舞鶴市立志楽小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:5年生2クラス59名6.講  師:古田昌稔、中塚雅也7.コメント: 今回私たちが訪問した舞鶴市立志楽小学校は、舞鶴市の中心部からやや外れた場所に位置しています。舞鶴は古くからの港町であり、この日も舞鶴国際ふ頭に欧州からの大型客船が停泊中でした。そのためか、駅から学校までのタクシーがなかなか捕まらないというハプニングもありました。 授業では、司会役を中塚会員が担当し、F博士役を私が担当しました。怪人X役は男性の担任の先生に担当して頂きました。最初は緊張気味の児童たちでしたが、授業が進むにつれて積極的に手を挙げて発言してくれました。特許権侵害を説明する寸劇の場面では、担任の先生が扮する怪人Xの登場とともに児童たちの歓声も非常に大きくなりました。「F博士の発明品と怪人Xの安い模倣品のどちらを買いますか?」という質問に対して、最初は怪人Xの安い模倣品を選んだ児童も多かったのですが、特許権侵害が良くないこと、F博士のような人がいなくなると社会の進歩が止まってしまうことの説明を真剣な眼差しで聞いていた様子から、私たちの言いたいことがしっかり伝わったのを感じることができました。本日は1時間の授業でしたので、エジソンのコンテンツ終了後に児童たちの質問に答える時間も十分にありました。授業終了後、多くの児童が前のテーブルに置いてあるサラカップルなどの発明品を手に取って興味深く観察している姿が印象的でした。 今日の知財授業で児童たちが「知的財産マインド」を少しでも身につけ、日本の将来を担う研究者やエンジニアが1人でも多く誕生することを願いながら学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 古田昌稔「知的財産特別授業」舞鶴市立志楽小学校興味津々の児童達に講義を行う講師

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