支援活動だより189_CTP
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32 知的財産支援活動だより2018年3月号(No.189)1.日  時:平成29年12月20日(水) 13:55~14:402.場  所:大阪市立堀江小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:5年生4クラス153名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:千原清誠、久保田静男8.コメント: 私たちが訪問した大阪市立堀江小学校は、地下鉄千日前線西長堀駅から東へ300mの市街地の中にあり、明治6年に創立された歴史ある小学校である。教頭先生に案内して頂きましたが、近年児童数が増えているので、運動場に校舎の建設が進んでいました。それで多目的ホールも教室にしたので、知的財産授業は3階の音楽室で行いました。 5年生4クラスが詰めて座り込みましたが、多人数にもかかわらず、皆静かにしており、指導が行き届いた学校であると感じました。 最初にぬいぐるみに名前を付けて下さいと言うと、児童達は元気に手を挙げワイワイしているうちに、「ナオコちゃん」と名前が付けられました。また動く原理を尋ねると、バネが入っているとズバリ当てられました。「発明」とはどのようなものですかの問に対しては、「何か新しいものを作ること」「便利なものを作り出すこと」と正解が出ました。エジソンの発明品を聞いたところ、電球はすぐに答えられ、少し時間がかかりましたが蓄音器も出ました。そして、トースター、電話、映画とも発言がありました。非常に良く勉強していると思いました。 授業が進み、怪人Xの登場では大いに沸きました。そして真似をして儲けることについて、最初の「どう思いますか」では、6割の児童は安い方を買うと答えましたが、弁理士の活躍により、最終的には、大半がエフ博士の特許製品を買うとなりました。 先生は、生徒に知的財産とは何ですかと聞かれましたが、この授業を受けると解ると答えたと言っていました。優秀なこの小学校の児童は十分に理解して頂けたものと確信しました。きっと、この児童達から将来の発明家、弁理士が生まれるものと思います。近畿支部知財授業担当 久保田静男「知的財産特別授業」大阪市立堀江小学校興味津々の児童達に講義を行う講師

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