支援活動だより188_webbook
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56 知的財産支援活動だより2018年2月号(No.188)1.日  時:平成29年12月7日(木) 13:50〜14:352.場  所:河合町立河合第三小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:5、6年生3クラス82名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:大西正夫、福島芳隆8.コメント: この度、私達が訪問したのは、河合町立河合第三小学校。河合第三小学校は、最寄駅であるJR王寺駅から車で15分程度のところ、閑静な住宅街の中にあります。この河合第三小学校で約1時間の知財授業を行いました。 寸劇授業「君も今日からエジソン」。司会担当の大西弁理士は、何年も知財授業をご経験されており、頼もしく、大西弁理士のおかげで、楽しい知財授業となりました。知財授業前、13時過ぎに小学校へ到着し、担任の先生にご挨拶、授業開始まであまり時間も無いことから、すぐに授業が行われる体育館へ向かい、弁理士会から届いていた道具を確認し、セッティング、そして、二人で打合せ。 本日の児童は5、6年生2学年合せて総勢82名。授業開始に先立って、担任の先生が我々をご紹介いただいたのですが、「今回お越しくださったのは、弁護士の先生の。。。」と、いきなりズッコケましたが、やはり、「弁理士」の知名度の低さが露呈され、もっと普及活動しないと!という反省のもと、授業は始まりました。 知財授業のはじめは、やはり、バネ入りぬいぐるみのチャッピー君!チャッピー君が、児童達の前で面白い動きをしてくれるおかげで、最初の緊張した雰囲気がやわらぎます。いつも頼もしい存在です。私が、普段行っている企業向けの講演前でも、チャッピー君を使ったら、楽しくできるかもしれません。 授業が進むにつれて、「サラカップル」、「カタシャンボトル」、「肩ブレラ」等たくさんの発明品が登場し、生徒は大喜び。私は、授業の補助をしながら、今回の授業のメインである「F博士と怪盗Xの寸劇」に。白衣を着て、かつらを付けたF博士役は私福島が担当、怪盗Ⅹ役は担任の先生が担当。先生が、サングラスをかけ、黒いマントで現れた時は、この授業一番の盛り上がりでした!F博士の発明品を、怪盗Xがモノマネし、大きな損害を受けたF博士を、弁理士が助けるというストーリー。大盛況のまま寸劇が終わりました。 続いて、最後に、日本人の発明はどれでしょう?というクイズタイム。大西弁理士の質問と、児童達の回答がリズム良く進み、全問正解者が2人。あっと言う間に1時間の授業は、過ぎ去りました。授業終了後休み時間、数々の発明品、F博士のかつらと白衣等に児童達は興味津々で、次の授業ギリギリまで、手に触れて、嬉しそうに授業を受けてくれました。 ご対応を頂いた先生方も児童達と一緒に、知財授業を楽しんでもらえたようで、最後、先生からも「楽しかったです」との言葉をいただき、毎日児童達に授業をしているプロに言われて嬉しくなりました。 これから、まだまだ知名度が高いとは言えない私たち弁理士の仕事を、近畿圏内で地道に広めていく必要性も強く感じ、今後も引き続き、この知財授業を行っていきたいと強く思いました。近畿支部知財授業担当 福島芳隆「知的財産特別授業」河合町立河合第三小学校興味津々の児童達に講義を行う講師

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