支援活動だより188_webbook
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知的財産支援活動だより2018年2月号(No.188) 41 1.日  時:平成29年11月17日(金) 14:20〜15:102.場  所:福崎町立福崎西中学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:服の神5.対  象:3年生2クラス73名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:水田愼一、吉岡亜紀子、田中信治8.コメント:  今回は、兵庫県神崎郡福崎町にある福崎町立福崎西中学校を訪問しました。福崎西中学校は、福崎駅から歩いて15分ほどの自然に囲まれた長閑なところにありました。今回私たちの授業を受けてくれたのは、3年生の2クラスの生徒達でした。 授業では、椅子に取り付け可能なスーツ用ハンガー「服の神」のコンテンツを用いて、寸劇を交えながら、知的財産の保護の重要性と弁理士の役割について紹介しました。吉岡弁理士の軽妙なトークのおかげで、最後まで生徒達は集中力を切らさずに聞いてくれていたように思います。学校の先生の提案で、生徒の1人にデパートの店員役を演じてもらいました。生徒が店員役として前に出てきてくれたときは、皆から大きな歓声が上がりました。これで、かなりつかみ良く入れたのではないかと思います。今回は、寸劇を行うことで生徒達の注目を集めることができたこともあり、特許を中心とした知的財産権の存在意義を理解してもらえたのではないかと思います。 次に、クイズタイムを行い、どれが日本の発明品か手を挙げてもらいました。カップラーメンや回転寿司については、ほとんどの生徒が日本の発明品であるということが分かっていましたが、乾電池が日本の発明であることをほとんどの生徒が知らず、かなり驚いていました。身近に色々な日本の発明があることに、気付いてもらえたように思います。 最後に質問タイムを設けたところ、「同時に同じ発明を出願した場合はどうなるのですか」など、非常に高度な質問も出て、知的財産だけではなく弁理士の仕事にも興味を持ってもらえたように感じました。近畿支部知財授業担当 田中信治※「服の神」は株式会社日乃本錠前の登録商標です。 「知的財産特別授業」福崎町立福崎西中学校興味津々の生徒達に講義を行う講師

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