支援活動だより188_webbook
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24 知的財産支援活動だより2018年2月号(No.188)1.日  時:平成29年12月13日(水) 12:45~14:352.場  所:岐阜県立高山工業高等学校3.実施者:主催・運営:岐阜県立高山工業高等学校4.内  容:商標登録5.対象者:生徒16名、職員3名6.担当部署:日本弁理士会東海支部 岐阜県委員会7.講  師:日本弁理士会東海支部教育機関支援キャラバン隊 隊員 松井勝義8.コメント: 今回のテーマは、商標登録についての基本的な事項についての確認と、実際の商標登録出願書類作成のワークショップを行いました。 生徒たちはすでに、学校で商標についての基本的な内容について授業を受けていましたので、最初に問題を提起して、生徒に考えてもらうところからスタートしました。この問題提起は、私が中小企業の経営者から直接相談を受けた事案であり、難しい問題を含んでいましたが、実際の体験に基づく話であったため、興味をもっていただけたように思います。 一般的には、商標の基本的な内容について誤解されていることが多いため、基本的内容を確認することに重点を置きました。 ワークショップについては、生徒全員にインターネット接続可能なパソコンが用意されていたため、先行商標の調査から、出願書類の模擬作成まで、各人に行っていただきました。 ただし、出願人になれるのは自然人か法人である必要があるため、県立の高校は出願人にはなれず、生徒個人でなければ出願人になれないことを説明しました。 2時間という短時間でしたが、生徒たちは、とても熱心で意欲的に取り組んでくれました。 高校生のうちから知財についての正しい知識と関心を持っていただけることは、大変うれしいことであると感じた次第です。東海支部岐阜県委員会 委員長 松井勝義「知的特別授業」岐阜県立高山工業高等学校講義の様子

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