支援活動だより188_webbook
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知的財産支援活動だより2018年2月号(No.188) 21 1.日  時:平成29年12月5日(火) 13:10~14:202.場  所:愛知県立鶴城丘高等学校 プレゼンテーションルーム3.実施者:主催 日本弁理士会東海支部        運営 愛知県立鶴城丘高等学校4.内  容:特許紛争劇5.対象者:国際ビジネス系列 3年生(34名)6.担当部署:日本弁理士会東海支部教育機関支援機構7.講  師:教育機関支援キャラバン隊 隊員 瀧川彰人、北裕介、菊谷純、藤田早百合、 松嶋俊紀、塩谷尚人8.コメント: 同校での知的財産出前授業は、10回目(10年目)となります。毎年ご好評を頂いており、今年も授業を行うことになりました。授業では、まず、特許法の基本的な知識を解説しました。 続く紛争劇は、それぞれ異なるおにぎりパックの発明者瀧川パリ助と発明者松嶋のり男とが争う形式で、模擬侵害訴訟のような形式で行うものです。配役は、発明者の他に、それぞれの発明者の代理人弁理士と、レフェリーと、解説者とがいます。 双方の主張に対してレフェリーが判断し、○の数が多い方を勝利とするものです。劇では、特許の取得までの流れ、侵害判断、特許無効、そして最後にクロスライセンスが話題にあがります。 本校においても、紛争劇の途中で生徒さんに適宜質問を投げかけ、生徒さんを巻き込みながら紛争劇を進行しました。また、紛争劇には、特許に関する知識と絡めて、笑いをとるための松嶋先生、藤田先生の演技がところどころに含まれており、笑い声も頻繁に起こるなど、生徒さんは紛争劇の内容に引き込まれている様子でした。 授業の後に質問の時間を設けましたが、弁理士の仕事内容についての質問がありました。今回の紛争劇を通じて、特許制度及び弁理士に対する理解を深めていただけたのではないかと思います。東海支部教育機関支援機構 副機構長 北裕介「知的財産特別授業」愛知県立鶴城丘高等学校〜劇の様子〜

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