支援活動だより188_webbook
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知的財産支援活動だより2018年2月号(No.188) 15 1.日  時:平成29年12月14日(木) 18:00~20:002.主  催:東京都立工芸高等学校3.場  所:東京都立工芸高等学校4.テーマ: 知財授業 『知的財産権の総合編(中級)』5.対象者:定時制 グラフィックアーツ科 第1学年~4学年の高校生6.参加人数:約110名7.講  師:日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 委員 高原千鶴子       日本弁理士会関東支部知財教育支援委員会 委員 大塚匡       日本弁理士会関東支部東京委員会     委員 石渡 広一郎8.内  容: 過去3年間で著作権、意匠権、商標権の基礎的講演会を実施したので、今年度は、『知的財産権の総合編(中級)』として知財について総合的な知識への理解を深めさせたいので、生徒に出来るだけ興味・関心を持ってもらえるよう、グラフィックアーツ科に関連した事例、生徒の身のまわりにある事例などを多く扱い、「寸劇」形式を取り入れた講演もお願いしたいとの担当の佐原先生との事前の打ち合わせにより、以下の授業内容を実施致しました。(1)弁理士の職業紹介   石渡弁理士(2)商標にまつわるもの  石渡弁理士      ①高校生が知っている有名な企業などの事例      ②最近、会社や有名人が使用した言葉(文字)などを、他人が勝手に商標出願する行為があるが、こうした行為について、      ③最近の事例 色彩商標、音の商標など(3)電子紙芝居 「弁理士 田島小五郎 特許取得・侵害編」 大塚弁理士(4)特許及び意匠について 大塚弁理士     休憩(5)著作権と著作者人格権 大塚弁理士(6)高校生・大学生が身近に関係する著作権とその注意点 高原      ①インターネット上の画像(キャラクターなど)の使用上の注意      ②インターネット上の論文及び出版物を引用する際の注意      ③ ソフトウェアの使用許諾と違法コピーについて 上記授業について、生徒さんからのアンケートによる集計で一番票を集めた回答は以下の通りであった。 予想を上回る良いコメントを頂きました。 1.内容は易しかったですか? ちょうど良い(42名) 2.内容は理解できましたか? ある程度理解できた(48名) 3.内容に興味を持ちましたか? 少し興味を持った(55名)  4.内容は役に立つと思いますか? すごく役に立つ(48名) 5.その他の感想 ※原文通り   ・法律は知っていた方が有利なんだと思いました。(1学件)「知的財産特別授業」東京都立工芸高等学校

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