支援活動だより187_webbook
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知的財産支援活動だより2017年12月号(No.187) 5 ーゲット層である小学生及びその保護者の方に答えを考えていただくとともに、その内容について分かりやすく解説しました。また、このクイズ大会には、弁理士会マスコットキャラクター「はっぴょん」、千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」にも登場してもらい、知的財産保護の対象となる象徴として活躍してもらいました。 クイズに一問でも正解した参加者には、賞品としてエコカイロをお渡しさせていただきました。当初500個を準備しておりましたが、ほぼ全て配布できましたので、合計2回のクイズ大会の参加者はこの程度いたと理解しております。(3)知的財産トークセッション 知的財産トークセッションは、午前と午後それぞれテーマを異ならせて2回(1回30分程度)行いました。 前半のトークセッションは、明和電機の土佐社長、弁理士2名、MC1名の合計4名にて行い、明和電機様が開発した楽器をどのように知的財産で保護するのか等、知的財産保護の重要性、弁理士の役割の重要性について話し合いました。特に、今回のイベントでは明和電機様が特許出願を行った楽器について、その構造や出願時の苦労等を語っていただきました。また後半のトークセッションは、弁理士2名、MC1名の合計3名にて行い、知的財産保護の重要性、弁理士の業務内容等について話し合いました。また、いずれのトークセッションにおいても、上記クイズ大会と同様、はっぴょんとチーバくんの2体には知的財産保護の象徴として登場、活躍いただきました。(4)発明&商標体験 今回の重要なイベントの一つとして、発明&商標体験を提供しました。具体的な内容としては、工作教室は知的財産支援センターの「片手で持てるかな」のコンテンツを使用し、参加者にこの工作教室で作品の制作を行っていただき、その作品に名前を付けて出願書類を作成し、特許庁への申請体験をしてもらうこととしました。発明、商標、その出願といったいわゆる知的財産活動の一連の流れを理解いただくことで、知的財産制度及び弁理士の業務のイメージを持っていただけたと思います。なお、発明&商標体験を行った参加者の方には、はっぴょんが印刷された缶バッジをノベルティとしてお渡ししました。 発明&商標体験については、机とテーブルで同時に最大8名程度の席を設けましたが、常時何人かは必ず体験いただけており、イベント7時間で約200名以上のお子様に発明&商標を体験いただきました。(5)電子紙芝居 知的財産支援センター作成の電子紙芝居について、上記イベントの合間に、映像を音声とともに流し、知的財産や弁理士について知った頂く機会を設けました。上記大きなイベントの合間の時間であっても、映像と音声が流れているだけでもお子様に集まっていただくことができ、集客に寄与しました。(6)弁理士無料相談コーナー 知的財産や弁理士に関する質問を受け付ける無料相談コーナーを仕切り壁により区切り、弁理士による無料相談を行いました。7時間のイベント時間中、小学生を含め、6件程の相談をいただきました。5-3.各イベント詳細(写真):パフォーマンスショーの様子(1)パフォーマンスショーの様子(2)

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