支援活動だより182_webbook
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12 知的財産支援活動だより2017年7月号(No.182)1.日  時:平成29年6月1日(木) 13:05~14:45(第5・6限)2.場  所:愛知県立東海商業高等学校3.実施者:主催:日本弁理士会東海支部       運営:愛知県立東海商業高等学校4.内  容:“とんかつを使ったハンバーガー”の商標登録出願5.対象者:第3学年 16名6.担当部署:日本弁理士会東海支部教育機関支援機構7.講  師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊員 廣田美穂8.コメント: “とんかつを使ったハンバーガー”を題材にして、商標登録の概要について重要なポイントに絞って説明しました。具体的には、商標制度に初めて触れるユーザーが誤解しやすい点・知っておきたい点を中心に、(1)商標登録の目的・重要性(積極面・消極面)、(2)商標の成り立ち(商標と商品・役務が一体的であること)、(3)商標登録の条件(使用意思、絶対的拒絶理由、相対的拒絶理由に分けて、ポイントとなる要件を説明)、(4)商標権侵害(商標権侵害の場合に権利者に認められる権利)等について、ストーリー仕立てで説明を行いました。 なお、対象者の生徒は授業の中で商品開発を行っており、商品の名称(ネーミング)を考案しているとのことで、“とんかつを使ったハンバーガー”を題材にしたストーリーを身近に感じていただけたのではないかと思います。少人数ということもあり、積極的に授業に参加していただけました。また、実際に考案中である商品の名称(ネーミング)についても、上記ポイントを中心に生徒と一緒に簡単な検討を行うことができたので、商標登録に興味を持っていただけたのではないかと思います。東海支部 教育機関支援キャラバン隊 隊員 廣田美穂「知財特別授業」愛知県立東海商業高等学校講義の様子

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