支援活動だより180_webbook
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28 知的財産支援活動だより2017年5月号(No.180)1.日  時:平成29年2月24日(金) 13:35〜15:152.場  所:高石市立清高小学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:発明工作授業(回転台)5.対  象:6年生2クラス49名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:森俊也、植本隆在8.コメント: 担当は6年生の2クラスでした。私はこれまで数回の知財工作授業の経験がありますが、子どもたち自身に回転台の構造を思いついて完成させてもらうまでには結構な時間がかかっていました。そのため、始める前は授業時間が45分であるため子どもたちがどこまで完成に近づけるか不安でした。しかし、今回は、生徒向けの説明資料を事前に配布したので、多くの子どもたちは完成に近いところまで仕上げていました。逆に子どもたちが説明資料に掲載された見本の構造に縛られるのではないかと思いましたが、それは杞憂に終わりました。子どもたちは、見本の構造を理解しつつも独自の構造を作り上げ、多くの子どもが授業時間内に完成に近いところまで仕上げていました。 通常、知財授業を開始する前に「弁理士を知っている人はいますか?」と子どもたちに尋ねるのですが、今回はクラスの4分の1程度の子どもが挙手したのには驚きました。これまでは、弁護士は知っていても弁理士は知らない子どもがほとんどだったからです。同校では何度も知財授業を行っていると聞いていますが、近畿支部による長年の知財授業の提供により弁理士の認知度も少しずつ子どもに浸透しているのを感じうれしくなりました。今後も引き続き知財授業に携わりたいと思います。近畿支部知財授業担当 森俊也「知的財産特別授業」高石市立清高小学校児童達と工作を行う講師陣

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