支援活動だより180_webbook
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知的財産支援活動だより2017年5月号(No.180) 19 1.日  時:平成29年1月24日(火) 13:50〜14:352.場  所:堺市立五箇荘東小学校3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年3クラス120名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:赤岡和夫、大代和昭8.コメント: 今回の知財授業で初めての司会および寸劇での弁理士役を担当することから、小学校に行く前は若干緊張していましたが、学校の先生方にも大変優しく接していただき、また、活発な児童も多かったことから、やがて緊張もほぐれ、リラックスして授業に臨むことができました。 また、児童達も活発なだけではなく、優秀な児童達も数多くいました。たとえば、「弁理士っていう言葉、聞いたことがありますか?」という問いかけにも、数人の児童からは、「知ってる。聞いたことがある。」という答えが返ってきました。 また、たとえば、「エジソンが発明したものは?」といった質問に対しては、「電球!」、「蓄音機!」といった正確な答えが即座に返ってくるなど、とても意欲的に参加してくれました。 「サラカップル」や、「肩ブレラ」の場面では、複数の児童達が前に出てきて一生懸命考えてくれました。特に、「サラカップル」の場面では、面白い工夫やアイデアに笑いが起こり、また、私たちが、「カタシャンボトル」や「肩ブレラ」を児童達に見せると、大きな驚きをもってどよめきも起こりました。 寸劇では、怪人X役に扮した担任の先生が登場すると、多くの児童達から大爆笑が起き、また、先生も事前に台本をかなり読み込まれていたことから、スムーズに寸劇を進行させることができました。また、寸劇が終了して、児童達に感想を求めると、皆、口を揃えて、「怪人Xが悪い」と言ってくれました。このような寸劇を通して、特許法の大切さを体感的に児童達に伝えることができたのではないかと実感しています。 また、最後のクイズコーナーでも児童達は目を輝かせており、皆、真剣にクイズに答えてくれました。時間も丁度で授業を終了させることができたので、メリハリのある授業をすることができたのではないかと実感しています。 今回の授業を受けた児童達は、私たちが帰る頃には運動場で体育の授業をしていたのですが、私たちが運動場を横切っていると、「先生。さようなら〜」と手を振ってくれて、この学校で知財授業ができて本当に良かったと感じました。 最後に、このような知財授業を通して、「発明とは何か、弁理士とは何か」ということをより多くの児童達に理解してもらえればと改めて実感しました。近畿支部知財授業担当 大代和昭「知的財産特別授業」堺市立五箇荘東小学校児童達に講義を行う講師陣

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