支援活動だより179_webbook
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14 知的財産支援活動だより2017年3月号(No.179)1.事業名:日本弁理士会東海支部「第8回休日パテントセミナー2016in名古屋」2.日  時:平成29年1月14日(土) 13:30~16:003.場  所:名古屋商工会議所 3階第5会議室4.実施者:主催・運営:日本弁理士会東海支部5.内  容:外国での権利化手続について       ~米国、欧州、中国、東南アジア、国際出願、意匠~6.対象者:一般市民、中小企業者、知財担当者など(56名)7.担当部署:東海支部 知的財産権制度推進委員会8.講  師:東海支部 知的財産権制度推進委員会 委員 奥村徹・榊原毅・清水聡9.コメント:・全体について 当日は大変な雪で悪天候でしたが、当初の申込者数よりは少ないものの、多くの方にご参加頂けました。割と年配の方が多く、若い方のご参加が例年に比べ少ないように感じました。当日は、時間通りに開始し、第1部を榊原先生、第2部を清水先生、第三部を奥村が担当しました。第1部と第2部、第2部と第3部の間に5~10分程の休憩を挟み、各部40~50分程で講義を行いました。3部構成で内容盛り沢山ということもあり、最後の質疑応答の時間を十分に確保できませんでした。・第1部について 第1部は、榊原会員により、外国、特に中国の意匠制度について講義を行って頂きました。知財的に注目を集めている「中国」について、しかも、あまり情報が知られていない「意匠」についての講義でしたので、聴講者の皆様も、興味深く熱心に聴講されている様子でした。・第2部について 第2部は、清水会員により、国際出願について講義を行って頂きました。途中、実際の国際出願に基づき日付等を記入してもらう作業を聴講者の方にして頂いたため、聴講者の方も退屈することなく聴講できたのではないかと思います。・第3部について 第3部は、奥村会員により、外国の特許制度について講義を行いました。主要と思われる米国、欧州、中国について制度を説明した後、近年、注目を集めている東南アジアの国々(今回は、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インドネシア、タイ)の制度について説明しました。また、時間が余った場合のために用意しておいたインドについても、駆け足ではありますが説明することができました。前半の米国、欧州あたりで時間を使い過ぎてしまい、後半の東南アジアやインドの説明が駆け足ぎみになってしまったことが反省点です。・質疑応答について 第3部が終わったのがちょうど16:00頃ということもあり、質疑応答の時間を十分に確保することができませんでした。しかし、3件ほどの質疑応答を受けることができ、また、回答することができました。東南アジアについての質問もあり、この地域に対する注目度の高さを感じました。東海支部 知的財産権制度推進委員会委員 榊原毅清水聡奥村徹「第8回休日パテントセミナー2016in名古屋」セミナーの様子

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