支援活動だより178_webbook
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36 知的財産支援活動だより2017年2月号(No.178)1.日  時:平成29年1月9日(月・祝) 13:00~16:002.場  所:名古屋大学IB電子情報館 大講義室及び014講義室3.実施者:[主催]応用物理学会東海支部、電気学会東海支部、電子情報通信学会、日本ア       マチュア無線連盟東海地方本部、日本赤外線学会、プラズマ・核融合学会、レー       ザー学会中部支部、日本弁理士会東海支部、名古屋大学、豊田工業高等専門学校、       総務省東海総合通信局、愛知県電波適正利用推進員協議会(順不同)       [協賛]豊田合成株式会社       [後援]中日新聞社4.内  容:大講義室での「レオ君物語」の電子紙芝居上演及び講義室でのおもしろ科学工       作教室「電子万華鏡」5.対  象:(電子紙芝居)小中学生約130名およびその保護者       (工作教室)小学生44名およびその保護者6.講  師:東海支部教育機関支援キャラバン隊        隊員 神戸真澄、高田珠美、藤谷修、榊原靖、佐久間卓見、石原五郎、伊藤正典、       松嶋俊紀、中村敬7.コメント: 本年も名古屋大学おもしろ科学教室(第9回)に参加して参りました。このイベントは、科学の面白さや楽しさを体験し、遊びの中から科学への興味や関心を持ってもらうことで、次世代の科学技術の担い手を育てることを目的とし、平成21年から毎年開催され、日本弁理士会東海支部は第1回から参加しております。 東海支部教育機関支援機構では、電子紙芝居(レオ君物語)と工作教室(電子万華鏡)を実施しました。電子紙芝居(プレゼンテーションソフト画像を用いた紙芝居)の「レオ君物語」は、犬のパン職人レオ君が、弁理士キヨ爺さんの助けを借りながら、特許権を取得し、キツネのパン職人シン君の販売を中止させたり、クマのリトおじさんに使用許諾をしたりするという物語で、動物キャラクターの台詞を通じて、視聴者に「発明」や「特許制度」について紹介する内容です。電子紙芝居を始める前のあいさつでは、『私たちは特許の専門家「弁理士」です』と自己紹介をしました。また、「レオ君物語」の登場人物の台詞を、弁理士5名で担当しました。 声優役の弁理士は練習をして臨みました。電子紙芝居に付属の効果音も、前年までと同様に引き続いて使用しました。直前に現場でリハーサルができましたので、おかげで子供達が30分間のストーリーを見つめてくれました。子供達なりに、「発明」や「特許」、「弁理士」について理解してもらえたのではないかと思います。小さな子供さんは、保護者の方と同席していますので、子供さんはもちろん、保護者の方へのアピールのためにも、次年度からも、弁理士がどのような者であり、日本弁理士会から来た弁理士が電子紙芝居を演じるのだよ、といったことを、催しのどこかで必ず紹介するとよいと思いました。引き続いての工作教室では、小学3~6年生、中学1,2年生の44名を対象に、電子万華鏡の作成に挑戦してもらい、光を分解する回折格子とLEDとを組み合わせるとどうなるかを体験してもらいました。最初に作り方を、榊原会員が一通り説明し、その中で、カッター、ハサミ、はんだ等の工具の取り扱いについて「知的財産特別授業」名古屋大学電子紙芝居の様子工作の様子工作の様子

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