支援活動だより178_webbook
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26 知的財産支援活動だより2017年2月号(No.178)1.日  時:テーマ、講師及び受講者数  (第1回) 平成28年8月20日(土)       「初心者のための知的財産入門!~知的財産権制度の概要~」       講師:知的財産支援委員会 委員 弁理士 富澤正       中小企業の従業者、知的財産に関心のある方など18名  (第2回) 平成28年9月3日(土)       「特許を活用しよう!~特許権を取得する目的とその活用方法~」       講師:知的財産支援委員会 委員 弁理士 井上敬也       中小企業の従業者、知的財産に関心のある方など17名  (第3回) 平成28年9月17日(土)       「知的財産契約の基礎知識~秘密保持、共同研究、共同出願、ライセンス~」       講師:知的財産支援委員会 委員 弁理士 近倉 嘉人       中小企業の従業者、知的財産に関心のある方など29名       会場:豊田商工会議所多目的ホール201・202       時間:13:30~16:002.担当部署:東海支部 知的財産支援委員会3.コメント:◆第1回 初心者向けの知的財産権講座を行いました。簡単な特許文献を使って特許の読み方を学び、特許の意味として土地のような価値が有ることを伝えました。知的財産許が無体財産でありイメージしにくい中土地に例えることで受講者にとっても身近でわかりやすかったと話をもらいました。 特許の他、実用新案、意匠、商標については特許との比較で解説することにより知的財産権全般について伝えることができました。 知的財産権についての知識としては、受講者でばらつきがある中どのレベルの人でも楽しんで勉強してもらえるように工夫したことで受講者の食いつきは良かったように感じました。(富澤正)◆第2回 参加者の過半数が特許出願の経験のない方々でしたので、前段では、特許権とは何か、特許を取得するための手続、特許の実例、特許権の侵害、外国での特許権の取得等の観点から、特許制度について概説しました。 また、後段では、特許の活用の態様、ライセンス制度、侵害行為を見つけたときの対応、係争事例等の観点から、特許の活用について説明しました。 さらに、最後に、知的財産をめぐる近年のトピックスについて、若干の説明を加えました。 熱心に聴講されていた方が多く(寝ている方はあまりいなかったように思います)、説明後にはライセンス等に関して複数の質問がありました。参加者の知財に関する関心の高さを感じました。(井上敬也)「休日パテントセミナー2016in豊田」第1回講義の様子第2回講義の様子

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