支援活動だより178_webbook
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24 知的財産支援活動だより2017年2月号(No.178)1.日  時:平成28年12月13日(火) 14:40~16:002.主  催:東海大学付属望星高等学校3.場  所:東海大学付属望星高等学校4.テーマ:考えよう!身近な発明5.対象者:高校2年生6.参加人数:50名+教諭7.講  師:関東支部知財教育支援委員会 副委員長 小川潔       関東支部知財教育支援委員会 委員   鶴田聡子8.コメント: 授業を生徒が選択する単位制の高等学校において、共通の授業として、高校2年生を対象に80分の知財授業を行いました。 前半は、導入として身近なオルファカッターのアイディア・デザイン・ブランドを元に発明・意匠・商標を説明した後、学生が「車に変形可能なロボット」を発明したという「パテントフォーマー物語」の寸劇を題材に、クイズも取り入れつつ知的財産全般を説明しました。東京オリンピックのエンブレム問題や高校生にとってなじみやすい著作権についても解説しました。 後半は、画びょうの課題(危ない、なかなか壁からとれない)を解決する発明をそれぞれ考えてもらいました。何人かの生徒に自分のアイディアを発表してもらい、簡単に講評を行いました。 続いて、弁理士の仕事、弁理士になるまでを紹介しました。 終了後の感想を一部紹介します。 「『特許』『商標』『意匠』など普段関わりがなく、難しいと感じていましたが、発明した人や発明された商品を守るために大切な事だと思いました。」 「弁理士という職業は名前を聞いたことがあるだけで詳しく知らなかったけれど、今回この授業を通してクリエイターや発明家の権利を守るのが仕事と知って、知らないだけで大切な職業があるんだなと勉強になりました。私自身も侵害しないように気をつけて扱っていきたいと思いました。」 「自分が発明したアイディアやデザインを守れる知的財産権は日々進化し続ける世の中で、とても大事な権利だと思った。」 身近な知的財産や弁理士の仕事について理解を深めてもらうことができ、有意義な授業になったと思います。関東支部知財教育支援委員会 委員 鶴田聡子「知的財産特別授業」東海大学付属望星高等学校

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