支援活動だより177_webbook
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知的財産支援活動だより2016年12月号(No.177) 21 1.日  時:平成28年10月6日(木) 10:45〜11:302.場  所:大阪市立大淀小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:5年生2クラス55名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:須藤哲也、古田昌稔8.コメント: 今回私達が訪問した大阪市立大淀小学校は、大阪環状線福島駅から徒歩15分ほどの住宅街に位置しています。私は久しぶりの授業担当だったため少し緊張していたのですが、廊下で出会う児童たちの元気な挨拶を聞いて、緊張が少しほぐれたような気がしました。 授業では、司会役を須藤弁理士が担当し、F博士役を私が担当しました。怪人X役は女性の担任の先生に担当して頂きました。最初は緊張気味の児童たちでしたが、授業が進むにつれて積極的に手を挙げて発言してくれました。特許権侵害を説明する寸劇の場面では、担任の先生が扮する怪人Xの登場とともに児童たちの歓声もひときわ大きくなりました。「F博士の発明品と怪人Xの安い模倣品のどちらを買いますか?」という質問に対して、最初は怪人Xの安い模倣品を選んだ児童も多かったのですが、特許権侵害が良くないこと、F博士のような人がいなくなると社会の進歩が止まってしまうことの説明を真剣な眼差しで聞いていた様子から、私たちの言いたいことがしっかり伝わったのを感じることができました。授業終了後、多くの児童が前のテーブルに置いてあるサラカップルなどの発明品を手に取って興味深く観察している姿が印象的でした。 今日の知財授業で児童たちが「知的財産マインド」を少しでも身につけ、日本の将来を担う研究者やエンジニアが1人でも多く誕生することを願いながら学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 古田昌稔「知的財産特別授業」大阪市立大淀小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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