支援活動170_WebBook
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22 知的財産支援活動だより2016年5月号(No.170)1.日  時:平成28年2月2日(火) 14:35~15:202.場  所:忠岡町立東忠岡小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年3クラス120名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:後 利彦、大代 和昭8.コメント: 忠岡町立東忠岡小学校は、昨年に引き続き知財授業の依頼をして頂き、訪問させて頂きました。駅から徒歩で数分、のんびりとした住宅街を抜けたところにこの小学校がありました。今回の知財授業は、6学年全員(3クラス)に対しての1コマの授業で、人数も120名と体育館を利用した大規模な授業となりました。大人数での授業にも関わらず活発な児童が多く、我々からの質問への反応もよく、さらにその回答についても正確なものが多かったという印象でした。たとえば、「エジソンが発明したものは?」といった質問に対しては、「電球!」、「蓄音機!」といった正確な答えが即座になされており、とても意欲的に参加してくれていました。 「カタシャンボトル」や、「肩ブレラ」の件では、複数の児童達が前に出てきて一生懸命考えてくれていました。我々が、「カタシャンボトル」や「肩ブレラ」を児童達に見せると、授業が行われた体育館にどよめきが起こりました。また、「カタシャンボトル」や「プニョプニョピン(画鋲)」を児童達に回すと、皆、食い入るように見てくれていました。 寸劇では、怪人X役に扮した先生が登場すると、多くの児童達から歓声が沸き起こるという微笑ましい一面も垣間見られました。また、最後の質問では、「特許権の存在を知らずに製品を製造したらどうなるか?」といった実務レベルの質問も飛出し、我々も驚いてしまうほど深く理解してくれていたようでとても嬉しく感じました。 今回の知財授業では、児童達が発明および弁理士という職業に関心を持ってくれたことを実感することができ、有意義な時間を過ごすことができたと感じました。この知財授業を通して、将来、知財に携わる仕事に就きたいと感じる児童が増えてくれればと期待しております。近畿支部知財授業担当 大代 和昭※「肩ブレラ」はダーレン ピーターソンの登録商標です。「知的財産特別授業」大阪府忠岡町立東忠岡小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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