支援活動168_WebBook
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48 知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168)1.日  時:平成27年11月28日(土) 14:00~16:302.場  所:TKPガーデンシティ大阪梅田3.テーマ:中国・ASEAN諸国の知財制度と現状のポイント4.講  師:山根 広昭 会員、金高 善子 会員、小野 正明 会員5.対  象:一般受講者 109名6.コメント: パテントセミナー2015大阪応用編第4回は、近畿支部国際情報委員会に所属する3名の会員が「中国・ASEAN諸国の知財制度と現状のポイント」というテーマで講義しました。100名を超える大勢の方々にご参加をいただき、「中国・ASEANの知財制度」への関心の高さがうかがえました。講義は3部構成で行われました。 第1部は、山根広昭会員が「ASEAN特許」というテーマで講義し、ASEAN各国の特許出願件数の動向、各国特許庁の特徴や審査体制の概要等についてご説明をしたのち、ASEAN各国の特許制度の特徴について、国別に現地で入手した情報等を交えながら、各国で特許出願をする際の留意点について、説明しました。 第2部は、金高善子会員が「中国の知的財産制度」というテーマで講義をしました。金高会員は、セミナーの数日前に中国から帰国されたばかりで、現地で入手された最新の知財動向に触れつつ講義をしました。中国の特許制度、実用新案制度、意匠制度について説明し、特に、中国においては、実用新案制度を有効に活用することが重要である旨を強調しました。 そして第3部は、小野正明会員が「中国・ASEAN諸国の商標制度」というテーマで講義をしました。講義では、中国、タイ、ベトナム、インドの商標制度の概要について、熱い口調で判り易く説明しました。また、国際情報委員会が現地調査で入手した情報のうち、受講者の皆様に有用と思われるものを幾つか紹介しました。 またの機会があれば、国際情報委員会と連携したセミナーを来年度以降も開催し、続編を是非実現したいです。近畿支部知財普及・支援委員会 柳瀬 智之パテントセミナー2015 大阪応用編 第4回山根 広昭 会員金高 善子 会員小野 正明 会員会場の様子

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