支援活動168_WebBook
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知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168) 47 1.日  時:平成27年11月26日(木) 10:35〜11:202.場  所:甲賀市立甲南中部小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年1クラス24名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:岸本 忠昭 会員、繁 雅裕 会員8.コメント: 今回、知的財産特別授業を実施したのは、甲賀市立甲南中部小学校です。甲賀市は、甲賀忍者のゆかりの地方で、近くに甲賀流忍術屋敷などがあります。 授業の開始に際し、弁理士、弁護士のことについて尋ねると、弁護士を知っている児童は多くいましたが、弁理士を知っている児童はいなく、知財財産特別授業をしていてもなかなか普及していないものだといつも感じています。弁理士を知っているよという児童がいつ出てくるのか楽しみにしています。 さて、知的財産特別授業において、日常の不便を解消するアイデアを出してもらう場面では、最初はアイデアを出す児童が少なかったのですが、進むにつれて慣れてきて手を挙げて発言するようになり、児童たちのこのように変わる姿を見るのも楽しみにしています。 また、寸劇の場面では、担任の先生に怪人X役をお願いしており、この怪人Xが出てきたときには、いつもの先生の姿とは別の姿を見て児童たちは盛り上がり、担任の先生にお願いして良かったといつも思っています。また、寸劇の途中で博士の発明品を購入するか、怪人Xの安い模倣品を購入するかとの問いかけに対して、安い品を購入するという児童が半分近くいましたが、発明品を買うという児童もいて、発明を盗むのは良くないことであるということを少し理解してもらえたのではないかと思います。 今回の甲賀市立甲南中部小学校(甲南町)は、甲賀市市立信楽小学校(信楽町)の隣町の学校であり、担任の伊藤先生は、信楽小学校から甲南中部小学校に転勤された先生でした。伊藤先生は、信楽小学校勤務のときに発明工作を申し込まれ、発明工作のことについては詳しくご存じでしたので、来年は発明工作もよろしくとお願いしました。甲南中部小学校で過去に申し込まれた先生にお会いでき、この活動が拡がっているのを実感した知的財産特別授業でした。近畿支部知財授業担当 岸本 忠昭「知的財産特別授業」滋賀県甲賀市立甲南中部小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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