支援活動166_WebBook
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4 知的財産支援活動だより2015年11月号(No.166)「弁理士知財キャラバン」の申請受付を開始!知的財産支援センター 副センター長                        キャラバン統合ワーキンググループ 岸本 達人― 貴社の業績アップのために、是非ご利用ください ―はじめに 日本弁理士会(以下、弁理士会)では、特許、デザイン、ブランド、コンテンツ、製造ノウハウなどの知的財産をうまく活用して一歩上の事業展開を目指す中小企業を応援するため、「弁理士知財キャラバン」事業を立ち上げました。 「弁理士知財キャラバン」を利用しますと、弁理士会から皆さまの元へ、弁理士が無料で派遣され、最大3回の訪問を通じて知財経営コンサルティングを実施します。 本年4月に本事業を立上げ、準備期間を経て7月から受付を開始し、今では皆さまの申請を随時受け付けています。10月現在すでに数社の申請企業に支援弁理士が訪問し、知財経営コンサルティングを実施しました。訪問可能な支援員も続々と認定されており、多くの申請に対応できる体制が整いつつあります。 そこで本事業の内容をまとめてみました。 この機会に「弁理士知財キャラバン」を是非ご利用ください!目次 1.弁理士知財キャラバン事業のねらい 2.支援形態 3.本事業の特徴 4.派遣される弁理士(支援弁理士)について 5.弁理士知財キャラバンの組織 6.弁理士知財キャラバンの利用方法 7.費用 8.受付窓口・問合先1.弁理士知財キャラバン事業のねらい 「弁理士知財キャラバン」とは、事業経営の中に知財(パテント、デザイン、ブランド、ノウハウなど)を上手く活用した事業戦略を立案する知財経営コンサルティングのスキルをもった弁理士が中小企業を訪問し、企業の業績アップに貢献していこうという活動です。今まで知財は自分たちの会社には関係がないと思っていた中小企業に弁理士が直接訪問して、経営者の方々に知財の存在に気づいて頂き、知財の活用、戦略など知財マインドを高めていただきます。その結果として企業の業績に好影響をもたらすことがねらいです。 日本の中小企業は良い技術やノウハウを持ちながら、それを事業に上手く活かして収益を拡大させていく戦略作りが上手くないと言われています。自らが所有する優れた知的財産を再認識してもらい、それを活用していくためのアドバイスを行うのが弁理士知財キャラバンの活動です。現状の大企業の下請的な体質から抜け出して一歩上の事業を展開したい、弁理士知財キャラバンはそのような企業を応援するものです。

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