支援活動166_WebBook
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28 知的財産支援活動だより2015年11月号(No.166)1.日  時:平成27年9月18日(金) 10:50~11:352.場  所:大阪市立四貫島小学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年1クラス21名6.担当部署:近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:後 利彦 会員、大代 和昭 会員8.コメント: 今回、知的財産特別授業を実施したのは、大阪市立四貫島小学校です。同小学校からは、昨年度に引き続き、6年生を対象とした知財授業のご依頼をいただきました。当日は、保護者参観日であったため、お母様方が3名ほど見えていました。 前半の授業では、後会員が司会を担当し、日常のちょっとした不便を解消するために、身近な所に様々な「発明」があるということを紹介しました。児童たちに前に出てきてもらって、不便を解消するための工夫を発表してもらうものでした。 序盤では児童たちも恥ずかしがっていましたが、中盤にさしかかると、児童たちは挙手するようになっていました。特に、肩ブレラの下りでは、競い合うかのように児童たちは挙手していました。 寸劇では、私、大代が扮するF博士がすばらしい発明(サラカップル)をするのに対して、学校の先生が扮する怪人Xが模倣品を安く販売し大儲けしてしまう、という話を児童たちにしました。怪人Xを好演してくださった先生はとても個性のある方で、児童からもとても好かれているようでした。怪人Xが出てくると教室内は一気に大盛り上がり。『「F博士が発明した高価なサラカップル」と、「怪人Xが製作した安価なサラカップル」とのうち、どちらを購入するか」』といった質問を児童たちに投げかけると、「F博士が発明したサラカップル」を購入すると挙手した児童と、「怪人Xが製作したサラカップル」を購入すると挙手した児童とが半々くらいだったのが印象的です。 最後は、後会員が豆知識を交えながらクイズを出題し、児童たちは目をキラキラさせながら熱心に参加してくれていました。 児童たちにはとても楽しみながら、世の中を便利にするために「特許法」というルールがあり、それを守っていくことの大切さを感じ取ってもらえたのではないかと思います。児童たちの記憶に「弁理士」という言葉が少しでも残ってくれたらと期待しつつ、学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 大代 和昭※「肩ブレラ」はダーレン ピーターソンの登録商標です。「知的財産特別授業」大阪市立四貫島小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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