支援活動164_WebBook
15/40

知的財産支援活動だより2015年9月号(No.164) 15 1.日  時:平成27年8月4日(火) 9:40~12:002.場  所:愛知県総合教育センター3.実施者:主催・運営:愛知県総合教育センター4.内  容:知的財産権についての講義、実習5.対象者:工業科教員26名6.担当部署:東海支部教育機関支援機構7.講  師:東海支部教育機関支援キャラバン隊員 増田 将典8.コメント: 平成25年度から実施されている高等学校学習指導要領に従い、10年経験者研修の対象となる教員の皆様に知的財産権の講義を行いました。今回は、産業財産権法(特許法、実用新案法、意匠法、商標法)に関して、各法律の概要(目的、保護対象、手続、各法制度の特徴など)と、産業財産権と商品開発の関係などを説明しました。 本講義では、講義時間の関係から法域ごとの詳しい説明はできなかったのですが、商品開発上重要となる項目(各法の保護対象や各法制度の特徴)を中心に解説しました。例えば特許法では、保護対象となる発明、書面主義、審査主義、登録主義を説明しました。また実用新案法と意匠法と商標法では、特許法との違いを踏まえつつ、保護対象、権利範囲、権利行使などについて説明しました。また今回は、知的財産の講義を始めて受ける方が多かったため、興味を持って頂けるように新聞などで話題となった事例や具体例を踏まえてわかりやすく説明するよう努めました。 そして講義後に、「料金はどの程度必要なのか」などの質問を受けました。このことから知的財産権に高い関心を教員の皆様が持っていらっしゃることが実感できました。東海支部教育機関支援機構運営委員 増田 将典愛知県総合教育センター「平成27年度高等学校10年経験者研修(教科指導研修工業科)」講義の様子

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です