支援活動162_WebBook
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知的財産支援活動だより2015年7月号(No.162) 9 1.日  時:平成27年6月2日(火) 13:50〜14:352.場  所:大阪市立矢田北小学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年1クラス38名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:淡路 俊作、吉岡 亜紀子8.コメント: 今回、知的財産特別授業を実施したのは、大阪市立矢田北小学校です。同小学校からは、毎年6年生を対象とした知財授業のご依頼をいただいております。 授業では、身近な所に様々な「発明」があるということを、児童たちに気付いてもらうため、司会の吉岡会員から、日常の不便を解消するちょっとした発明を紹介しました。発明品を見てもらう前に、まずは児童たちに日常の不便を解消するためのアイディアを出してもらいました。吉岡会員の巧みな説明によって好奇心をかき立てられた児童たちは、とても元気に手を挙げて、そして、積極的に発表してくれました。 そして、寸劇では私が扮するF博士の発明品と、担任の先生が扮する怪人Xの模倣品とでどちらを買いたいか、を児童たちに聞いてみました。担任の先生の名演技のおかげで初めからF博士の味方をしたいと多くの児童たちが発言してくれました。さらにそれに加えて、せっかく発明をしても、簡単にまねをされてしまうのでは、誰も発明をしなくなってしまい、世の中を便利にする発明が全く生まれなくなってしまう、ということを解説したことによって、児童たちはF博士をますます応援してくれるようになりました。 世の中を便利にするために「特許法」というルールがあります。児童たちにはそういったルールを守っていくことの大切さを少しではありますが理解してもらえたと感じました。「弁理士」という言葉を一度も聞いたことがなかったという児童たちの記憶に、発明を守っていく弁理士の姿が少しでも残ってくれたらと期待しつつ、学校を後にしました。知財授業担当 淡路 俊作「知的財産特別授業」大阪府大阪市立矢田北小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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