支援活動161_webbook
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4 知的財産支援活動だより2015年6月号(No.161)教員のための知的財産学習教材の紹介知的財産支援センター第1事業部1.はじめに 日本弁理士会では、知的財産に関する専門家である弁理士による知的財産授業を全国の小中高等学校で開催しています。 子どもたちに知的財産権についての理解を深めてもらうため、1校でも多く授業を開催できるよう活動しておりますが、知的財産教育の裾野を広げるためには、やはり教員の方が授業をとおして直接生徒に指導することが重要であると考えました。 そこで、当会では、教員の方が授業で容易に使用できる知的財産学習教材(無料)を作成しました。教材は気軽にご使用していただけるよう日本弁理士会のホームページに公開しております。是非ご覧ください。2.教材の紹介【先生のための知財のひきだし】 様々な教科に対応した知的財産権エピソード集です。例えば、公民で学習するリンカーンですが、実は「浅瀬を航行する船」の特許権を取得しています。一見、知財とは関係なさそうに思える教科の中にも知財ネタはあります。そんな“小ネタ”を厳選して紹介しています。各エピソードは科目ごとに振り分けていますので、ご担当の科目から知財エピソードを簡単に検索することができます。 今後も随時エピソードを追加して、全科目で“小ネタ”を紹介していく予定です。【はっぴょんと一緒に知財を学ぼう(動画)】 知的財産をわかりやすく説明する動画を2本紹介します。いずれも司会者と弁理士そして弁理士会のマスコットキャラクター「はっぴょん」の3名による質疑応答形式の教材です。(1)「商標って何だろう」編 身の回りに存在する色々なマーク。商品についているマークは全て商標なのでしょうか?街中でよく見かけるマークをいくつか取りあげ、どれが商標になるかを考えてもらいます。考えてもらう場面では動画を停止することができますので、すぐに解答を見せずに、生徒に検討する時間を与えることができます。商標の概要を学習する内容となっていますので、商業科の学生だけでなくどなたでもご利用いただけます。上映時間は10分です。エピソードを1つずつダウンロードしてご使用頂けます。

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