支援活動だより160号_webbook
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知的財産支援活動だより2015年5月号(No.160) 9 5月までの支援活動11.日  時:平成27年2月25日(水) 10:00~17:002.主催者:防衛省技術研究本部3.場  所:防衛省技術研究本部(市ヶ谷)D棟4.テーマ:知的財産業務の海外に関する留意点       (グローバル化に伴う外国出願すべき事例と出願国の選定方法等)5.対象者:防衛省技術研究本部の知的財産業務に関わる者等6.参加人数:9名7.講  師:日本弁理士会関東支部東京委員会副委員長 中原 亨8.内  容: 第3回目の防衛省における知的財産に関する講演会は、先方の希望で終了時間が更に1時間延長され10:00~17:00(内昼休憩1時間含む)となりました。 第3回講演は2部構成で、第1部は「米国へのPCT出願」について、日本出願を基礎とするPCT出願の流れなどについて約1時間、第2部は「欧州特許条約改正の説明」で、7つのテーマ(多数国間での特許制度の相違と弊害、各国制度の相違を吸収する世界的な試み、EPC1973、EPC2000、イギリス特許制度、ドイツ特許制度、フランス特許制度)に分けて適宜質問などを受けながら16:00位まで行い、それ以降は全体質問を受けました。 全体質問で、防衛省単独出願による特許権の有効活用に話が及び、特許発明の内容が特殊分野で民生品に転用しにくいとか、防衛省の特許権に抑々独占排他権としての意義が有るのか等の議論がされました。 今回の講演参加者は、9名で、受講後のアンケート結果も第2回と同様、概ね期待どおりとの内容でした。 次回第4回は「技術水準、マネジメント、その他」で3月19日に開催の予定ですが、技術水準という切り口での知財戦略は民間企業でも重要戦略となっていますので、防衛省にとっても有益な情報を提供できるのではないかと思っております。関東支部東京委員会委員長 折居 章「知的財産に関する講演会」in 防衛省技術研究本部 第3回

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