支援活動だより160号_webbook
37/52

知的財産支援活動だより2015年5月号(No.160) 37 1.日  時:平成27年3月2日(月) 14:40〜15:302.場  所:木津川市立山城中学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:講義(「きき湯」、「コインロッカーAiT」等)5.対  象:3学年2クラス72名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回、私が訪問した木津川市立山城中学校の周辺は、お寺が多く、お茶を特産品とする、のどかな田園地帯に位置する中学校でした。 今回の知財授業を引き受けた時に、私が一番心配したのは、その実施時期でした。中学3年生を対象とした、3月に行われる知財授業では、生徒たちが、受験のことが気になって、知的財産権の話をしても、上の空の状態になるのではないかという懸念がありました。けれども、ここの生徒たちは、受験直前の受験生とは思えないほど、元気なあいさつで、私を迎えてくれました。 私は、授業では、まず、「きき湯」の知的財産権の話をした後で、「コインロッカーAiT」の知的財産権の話をしました。最初の「きき湯」の授業では、余り生徒への質問をする場面がありませんでしたが、数少ない質問の場面では、生徒たちが、実に積極的に質問をしてくれました。また、次の「コインロッカーAiT」の授業では、途中からクイズ形式の授業になるのですが、ここでも、生徒たちが、実に元気よく、手を挙げてくれて、大いに盛り上がりました。 最後に、質問の時間を設けましたが、ここでも、生徒たちが、積極的に質問をしてくれて、気持ちがよかったです。質問の内容は、弁理士に関するものが多く、「弁護士と弁理士との違い」、「弁理士になる方法(弁理士試験について)」、「弁理士試験の合格率」、「弁理士の年収」等に質問が及びました。授業を通じて、生徒たちが、弁理士という職業に少しは興味を持ってくれたのではないかと思いました。近畿支部知財授業担当 水田 愼一「知的財産特別授業」京都府木津川市立山城中学校興味津々の生徒達に講義を行う講師(水田 慎一 会員)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です