支援活動だより160号_webbook
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知的財産支援活動だより2015年5月号(No.160) 23 1.日  時:平成26年7月29日(火) 11:00~16:00                    (11:00~13:00:発明工作授業2回、                     14:00~15:00:知財授業)2.場  所:ピアザ淡海 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:知財授業・発明工作授業5.対  象:一般申込 71名(児童:60名、大人:11名)6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回は、滋賀県主催のイベント「しが☆まなび☆発見!2014」にて、知財授業を行いました。琵琶湖に隣接した、緑が多くて落ち着いた雰囲気のある場所が会場でした。夏本番に近い暑さでしたが、当日はとても良い天気に恵まれました。 今回の授業は、柳瀬会員、伊原会員、中山、の三名で行いました。発明工作授業では、前半の司会を伊原会員、後半の司会を柳瀬会員が担当しました。夏休みの宿題も兼ねてか、小学校低学年くらいの子どもたちがたくさん参加しました。小学校低学年の子どもにとって、45分という短い時間で回転台を完成させることは、なかなか容易ではありません。お父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、兄弟同士で協力しながら、何人かの子どもは、何とか回転台を完成させていました。もう少し丁寧に気を配っていれば、もっと多くの子どもが回転台を完成させることができたかな…と、今となっては残念な気持ちがあります。 「画用紙で作った蓋に三角の取手を取り付け、その取手にさらに画用紙の蓋をくっつける」「ビー玉を三つくらい重ねて固定して、画用紙で作った蓋に貫通させる」「ビー玉の袋を閉じていた部品をお盆の底に付けて、ビー玉を固定させる」等、今回の発明工作授業でも、なかなか斬新なアイデアが出ていました。いつものことですが、子どもの発想の自由さには感心してしまいます。 知財授業では、司会を中山が担当しました。発明工作授業と違って、知財授業は参加者が少なかったため、急遽、伊原会員のお子さんとそのお友達に参加をお願いしました。柳瀬会員のとても板についた怪人Xや、伊原会員の丁寧な発明品に対する説明のおかげで、授業への参加者の印象は悪くない感じでした。子どもたちと同じくらい、発明品のサンプルに興味を示してくださったお母さん、照れながらも前に出てきてくれた女の子とそのお祖母ちゃん、質問を投げ掛けると元気よく手を挙げて答えてくれた男の子、大人顔負けの落ち着いた様子で授業に参加してくれた女の子、協力してくれた伊原会員のお子さんとそのお友達…参加者の皆さんには、本当に感謝しています。 今回のイベントでは、参加プログラムは5つのテーマに分類されていました。知財授業・発明工作授業は、「身の回りの物を使い、日々の暮らしを振り返る」というテーマに分類にされていました。授業に参加してくれた子供たちが、日々の暮らしを振り返る中で、発明について考えるようになってくれたら、とても嬉しく思います。近畿支部知財授業担当 中山 聡「知的財産特別授業」しがまなび発見発想力豊な児童達と授業を行う講師陣(柳瀬 智之、中山 聡、伊原 節子の各会員)

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