支援活動159_webBook
31/48

知的財産支援活動だより2015年3月号(No.159) 31 1.日  時:平成26年12月18日(木) 13:30〜15:002.場  所:大阪府天王寺学館高等学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防まで5.対  象:1,2,3学年クラス69名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 今回、知財授業のために訪問した天王寺学館高等学校は、JR平野駅の駅前に建つ真新しい校舎が印象的な学校でした。準備のため、授業開始の1時間程前に到着したのですが、教室内には既に着席している生徒もおり、知財授業に関心を持ってくれている様子が感じられました。 今回の授業では、本年度近畿支部知財普及・支援委員会により高等専門学校向けに作成した1人用コンテンツを使用しました。私自身がコンテンツ作成のワーキンググループに参加しておりましたので、自身が作成に関与したコンテンツを是非一度使用してみたいという想いがありました。初めて一人用コンテンツを使用しましたが、使い勝手もよく、登場するキャラクターによって、生徒達の関心を最後まで引くことができていたのではないかと感じました。また、先生方には、画面内のキャラクターと会話をする講義形式に興味を持っていただけたようです。 天王寺学館高等学校の生徒達は、非常に落ち着いており、授業の最初から最後まで、興味を持って、静かに聞き入ってくれている様子でした。 途中に3回ある「どう思いますか?」という問いかけの場面では、3回共こちらの予想通りの回答結果が得られました。コンテンツの一部には、高校生にとっては高度な内容も含まれているのですが、大半の生徒が授業内容をよく理解してくれていました。 授業の終了後、すぐに生徒達は授業内容についてのレポートを作成していました。レポートを作成している生徒達を横目に見ながら教室から退出したのですが、伝えたかったことが十分に生徒達に伝わっただろうか、と気になりながら同校を後にしました。近畿支部知財授業担当 柳瀬 智之知的財産特別授業 大阪府立天王寺学館高等学校興味津々の生徒達に講義を行う講師(柳瀬 智之 会員)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です