支援活動158_webbook
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知的財産支援活動だより2015年2月号(No.158) 43 1.日  時:平成26年11月29日(土) 14:00~16:302.場  所:TKPガーデンシティ大阪梅田3.テーマ:効果的な意匠権の取得方法 〜関連意匠と部分意匠の戦略的利用方法〜4.講  師:弁理士 松井 宏記 会員5.受講者:116名6.コメント: パテントセミナー2014の大阪応用編第3回目は、弁理士の松井宏記会員による「効果的な意匠権の取得方法 〜関連意匠と部分意匠の戦略的利用方法〜」というテーマで講義をしました。あいにくの雨天でしたが、意匠と商標の両分野における高度な知識、実務経験に長けられた松井会員の講義とあって、116名もの大勢の方々にご参加いただきました。 講義では、意匠権によって商品(物品)を有効に保護するために、また、他社を効果的に牽制するために、部分意匠、関連意匠を如何に検討し、活用すべきかについて、具体的な事例を用いて分かり易く丁寧に説明しました。とりわけ、スマートフォン、衣服、飲料容器、電化製品等といった身近な商品の具体例を参照し、審査基準、判例及び審査実務に基づき、部分意匠、関連意匠を含めた出願形態のポイントを説明しました。また、審査での経験談や、国内のみならず諸外国に特有の事情を適時に織り交ぜてお話しました。 企業活動の上で意匠権の重要性は大きなウエイトを占めているといっても過言ではありません。今回の講義は実務者にとって大変役立つものであり、受講者の皆さんが最後まで関心をもって受講されていたのもその表れであったと感じました。近畿支部知財普及・支援委員会 松永 英幸パテントセミナー2014 大阪応用編 第3回講師:松井 宏記 会員会場の様子

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