支援活動158_webbook
31/68

知的財産支援活動だより2015年2月号(No.158) 31 1.対  象:国立高等専門学校2.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会3.作成者:五郎丸 正巳、佐々木 達也、立川 伸子、光明寺 大道、山田 淳一、       三宅 康雅、中山 聡、柳瀬 智之、淡路 俊作 各会員4.内  容: 国立高等専門学校機構(以下、「高専機構」といいます)からのご依頼により、国立高等専門学校(以下、「高専」といいます)で実施する知財授業コンテンツ(上級)を近畿支部知財普及・支援委員会で作成させていただきました。 高専での授業は1人で行うということで、講師4名で行う既存の高校知財授業用寸劇であるおにぎりパックのコンテンツを1人用に改定する形で、上級のコンテンツを作成することになりました。 そこで、委員会メンバーから有志を募ってワーキンググループを結成し、4人用寸劇を1人で実施するにはどのような形がいいか議論しました。 議論の結果、講師が発明者側の弁理士の役を行うこととしたうえで、発明者「三島麗子」、競合品を販売する「切田権造」のキャラクターを設定し、この両名の様々な表情のイラストの作成、及び、この両名とナレーションの3名の声の声優による吹き込みを行って、講師1名で寸劇ができるようなコンテンツを作成しました。 正式依頼から完成まで実質3カ月ぐらいしかないタイトなスケジュールでしたが、ワーキングループメンバーの各メンバーが、キャラクターの表情、名前、言葉遣いにまで随所にこだわりを持って仕上げた結果、高専機構の方々からも高い評価を戴くことができました。 先日、すでにこのコンテンツを使用して高専での授業が無事に実施されたとのことです。近畿支部の知財授業の依頼も、従来は小学校中心でしたが、近年は高校からの依頼も増えていますので、この高専コンテンツの作成経験を、近畿支部の高校、高専での知財授業の実施にも活かしていければと思います。近畿支部知財普及・支援委員会 佐々木 達也国立高等専門学校に関するセミナーの台本作成(上級編)について作成したスライド例

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です