支援活動154_webbbok
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22 知的財産支援活動だより2014年9月号(No.154)1.日  時:平成26年8月5日(火) 9:40~12:002.場  所:愛知県総合教育センター(愛知郡東郷町諸輪上鉾68)3.実施者:主催/運営 愛知県総合教育センター4.内  容:「知的財産権について」の講義5.対象者:教員41名(農業科4名・商業科17名・工業科20名)6.担当部署:日本弁理士会東海支部 教育機関支援機構7.講  師:日本弁理士会東海支部 教育機関支援キャラバン隊 太田 直矢8.コメント: 平成25年度から実施されている高等学校学習指導要領に従い、10年経験者研修の対象となる教員の皆様に知的財産権の講義を行いました。今回は、産業財産権法(特許法、実用新案法、意匠法、商標法)と種苗法に関して、各法律の概要(目的、保護対象、手続、各法制度の特徴など)と、産業財産権と商品開発の関係などを説明しました。 本講義では、講義時間の関係から各法域ごとの詳しい説明はできなかったのですが、商品開発上重要となる項目(各法の保護対象や各法制度の特徴)を中心に解説しました。例えば特許法では、保護対象となる発明、書面主義、審査主義、登録主義を説明しました。また実用新案法と意匠法と商標法では、特許法との違いを踏まえつつ、保護対象、権利範囲、権利行使などについて説明しました。そして種苗法につきましてもその概略を説明しました。また今回は、知的財産の講義を初めて受ける方が多かったため、興味を持って頂けるように新聞などで話題となった事例や具体例を踏まえてわかりやすく説明するよう努めました。 そして講義の合間や講義後に、「日本の法制度と外国の法制度の違い」、「料金はどの程度必要なのか」、「特許請求の範囲の書き方」などのさまざまな質問を受けました。このことから知的財産権に高い関心を教員の皆様が持っていらっしゃることが実感できました。 東海支部 副支部長 太田 直矢愛知県総合教育センター「教職員向け知財講座」講義の様子

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