支援活動だより150号
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知的財産支援活動だより2014年5月号(No.150) 11 1.日 時:平成26年3月26日(水) 13:30~15:302.内 容: 1)登録特許の活用促進策 2)核融合炉のように、現状実現されていない先端的な技術に関する特許明細書の記載要 領。いわゆるアイデア特許の権利化方法。 3)大学等の公的機関における特許権の有効な活用実績の紹介3.場 所:核融合科学研究所 管理棟4階 第1会議室4.実施者:主催・運営 核融合科学研究所5.対象者:同所研究員等30名6.担当部署:日本弁理士会東海支部 知的財産支援委員会7.派遣講師:日本弁理士会東海支部中小企業支援キャラバン隊 加藤 光宏8.コメント: 同じテーマで昨年に引き続いての担当である。参加者には、昨年のセミナーに参加いただいた方も多く含まれるとのことだったので、内容はほぼ全面的に新ネタとしました。特に、特許の活用については、大学などの公的機関から民間への技術移転について、具体的な取り組みの例を挙げて説明し、また外国における例として特許オークションの実例を説明しました。アイディア特許の出願については、iPS細胞の特許出願戦略を具体例に挙げながら、初期の出願にできるだけ多くのアイディアを盛り込んでおくことの重要性を説明し、最近、話題のスマートウィッグに関する出願を題材に、アイディアの発想例・発想方法を説明しました。 質疑応答の時間には、①親出願で広い権利が取得できているような場合でも分割出願をする意義があるのか?、②日本で実施している製品等について外国で他者に特許権を取得される可能性があるのか?また、他者に特許権を取得されてしまった場合には、どのように対処したらよいのか?といった質問が出されました。東海支部 中小企業支援キャラバン隊 隊員 加藤 光宏大学共同利用機関法人自然科学研究機構・核融合科学研究所主催「研究員向け研修」加藤講師

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