山中伸弥教授の「ノーベル生理学・医学賞」受賞に寄せて

 京都大学iPS研究所長 山中伸弥教授が2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞されましたこと、心からお祝い申し上げます。同じ日本人として誠に名誉なことと誇りに思います。 山中教授の発明は医療分野に革命を起こすものであり、世界中の難病に苦しんでいる人々を救うことが出来る、まさに人類の希望の光となりえるものです。一方で日米欧を中心とする熾烈な研究競争が繰り広げられ、その成果を特許などの知的財産権として確立するための出願競争も激しさを増しています。 再生医療や難病治療の一日も早い実現は歓迎すべきことであり、その中で日本はこのままトップを走り続けるために民間も含めた国家的規模、「ALL JAPAN」体制での支援が必要であると考えます。 日本弁理士会は、2008年秋から、「iPS細胞支援プロジェクト」などのプロジェクトに参加し、全国のiPS細胞研究機関の知的財産を適切に保護するために専門の弁理士を講師として派遣するといった協力を行っております。今後も、日本弁理士会は知的財産の専門家という立場から、iPS細胞の研究を支援してまいる所存です。

日本弁理士会 会長 奥山 尚一

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