「特許法等の一部を改正する法律案」(職務発明制度の見直し)及び「不正競争防止法の一部を改正する法律案」についての会長声明

1. 「特許法等の一部を改正する法律案」(職務発明制度の見直し)について
 本日閣議決定された「特許法等の一部を改正する法律案」については、当会が従前より要望してきた、
(1) 職務発明に関する特許を受ける権利については、中小・ベンチャー企業等に配慮しつつ、初めから「法人帰属」とすることを可能にすること。
(2) 発明者に対して現行法と実質的に同等の「インセンティブ付与」を法定化すること。
が盛り込まれていることから、今通常国会において早期に審議がなされ、原案のとおり可決されることを望む。
 
2. 「不正競争防止法の一部を改正する法律案」について
 また、同じく閣議決定された「不正競争防止法の一部を改正する法律案」についても、当会が従前より要望してきた
(1) 日本企業が海外で保管する情報の取得・領得行為を刑事罰の対象とすること。
(2)営業秘密の窃取や転売等の未遂行為を刑事罰の対象とすること。
(3)営業秘密侵害罪を非親告罪とすること。
(4)営業秘密侵害行為に対する差止請求権の除斥期間を20年に延長すること。
(5) 営業秘密侵害品の譲渡・輸出入等を禁止し、差止め等の対象とするとともに、刑事罰の対象とすること。
(6) 抑止力向上のため、罰金刑を引き上げること。
が盛り込まれていることから、今通常国会において早期に審議がなされ、原案のとおり可決されることを望む。
                                                            以 上
 
                                                                                                            平成27年3月13日
                                                                                                 日本弁理士会
                                                                                                 会長 古谷 史旺
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