支援活動だより176_webbook
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4 知的財産支援活動だより2016年11月号(No.176)北陸支部の支援活動について北陸支部支部長 開口宗昭 北陸支部は小規模地方支部ですが、諸先輩の努力により、支部会員の連携が極めて良好で、大変に快適な支部活動環境が構築されてきました。 そんな北陸支部の対外的な支援活動について以下に紹介します。1.知財授業の実施 電子紙芝居「パン職人レオ君の物語」日  時:平成28年5月7日(土) 14:00~15:30場  所:クロスランドおやべ主  催:おやべ子ども発明発見塾(小矢部市教育委員会)講  師:大谷嘉一会員出席者:30名2.FMトナミ(砺波市)を通じた広報活動 コミュニティFMであるFMトナミは出力50MHzの放送局ですが、富山県の呉西地区(富山県の西半分)と岐阜県の白川郷あたりまでをカバーしております。 またインターネット放送を実施しており、その意味では地球の裏側からでも聴取できるという体制がとられています。 この砺波市に所在するFMトナミに毎月第3月曜日の午後12時10分から30分の間に「しゃべってハッピー」というLIVE放送の時間枠を利用して知財をテーマとする放送を行っています。放送形式はFMトナミの古井パーソナリティがゲストである私(北陸支部長)にリスナーから寄せられた質問を提示し、これに対して私が回答するというものとしております。日常会話の口調で説明し、時折ジョークを交えることによって、リスナーを飽きさせず、知財が市民感覚から外れた遠いものではなく、リアリティのあるものであることを伝えることを心がけております。FMトナミの古井パーソナリティは特許庁発行の知的財産権基礎テキストによって日頃から学習を行っており、私との間で的を得たやり取りをすることが可能となっております。 この様にメディア関係者が知財に対する正しい知識を備えることができるような啓蒙活動、研修活動を行うことによって、知財に対する誤解や偏見を無くしていけるのではないかと考えております。その他今年度は、8月に伊丹会長を招き、弁理士とは、弁理士の使命、弁理士の仕事、他士業との違い(弁護士と弁理士の違い)・日本弁理士会の活動、重点的な施策等のお話を伺いました。 さらに石川県の木森有平副支部長、福井県の岡倉誠副支部長を招き、古井パーソナリティ及び北陸支部長である私と3者の会話という形式で知財をテーマとする放送を行いました。さらに廣澤勲北陸キャラバン長を招き、「北陸知財キャラバンの活動」というテーマの放送をやはり同様な形式で行いました。今後は11月に新潟県の吉井雅栄副支部長を招待して「ダイナミックな新潟知財」というテーマでお話をお聞きします。 以下に今までに実施した放送の日時・内容等を示します。第1回日  時:平成28年6月20日(月) 12:10~12:30出演者:木森有平会員、開口宗昭会員広報内容: 石川県の地域ブランド、ご当地キャラ(ゆるキャラ)について、富山県の地域ブランド、ご当地キャラ(ゆるキャラ)と比較しながら説明することによって、地域団体商標の登録可能性に関する説明を行いました。

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