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菅直人首相の所信表明に寄せて


 6月11日に、菅直人内閣総理大臣が所信表明演説をされ、その中で『第5の「科学・技術立国戦略」の下で、わが国が培ってきた科学・技術力を増強します。効果的・効率的な科学技術開発を促進するための規制改革や支援体制の見直しを進めます。わが国の未来を担う若者が夢を抱いて科学の道を選べるような教育環境を整備するとともに、世界中から優れた研究者をひきつける研究環境の整備を進めます。イノベーション促進の基盤となる知的財産や情報通信技術の利活用も促進します。』と、国家戦略として知的財産の利用・活用を促進される意向を表明されたことに対し、我々日本弁理士会は大いに敬意を表させていただく次第です。

 イノベーションの促進には、知的財産、特に特許等の出願の増加および活用が不可欠であります。我々は、知的財産の専門職業家集団としての立場から、内閣総理大臣が具体的に言及された知的財産の利活用に全力で立ち向かい、国益のために尽力して参る所存です。

 今後とも国民の皆様のご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。

平成22年6月16日
日本弁理士会会長 筒井大和
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