平成29年9月2日から、当会会長以下10名の代表団が、第9回中国国際商標フェスティバル(中華商標協会主催、中国・広西チワン族自治区桂林市)に参加しました。 会期中に当会と中華商標協会は「日中商標交流会」を開催し以下の講演が行われました。
●日本側講演
・「悪意的な先駆け商標登録行為の認定に関する日本の法律規定及び典型案例」
・「日本商標登録出願の際留意すべき事項」
・「日本商標データベースの活用(検索)」
●中国側講演
・「中国を指定する国際商標登録出願の利用に際して留意すべき事項-パリ優先権を主張して直接中国に商標登録出願した場合との相違点-」
・「最高人民法院の「商標の権利付与・権利確定に係わる行政案件の審理における若干問題に関する規定」(法釈(2017)2号)の紹介」
・「「深セン市場監督管理局」が知的財産権侵害行為の取り締まりにおいて果たした役割(実例紹介)」
日中商標交流会は、両国の最新の実務情報を共有できる有意義な場となりました。 また、別途行われた当会会長と中華商標協会の王秘書長との会談では、両会の友好関係をより強固なものにするべく、交流会の継続および発展が約束されました。
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