支援活動だより177_webbook
33/48

知的財産支援活動だより2016年12月号(No.177) 33 1.日  時:平成28年10月25日(火) 18:30~20:002.場  所:ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)南館309号室3.主  催:日本弁理士会近畿支部、ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)4.テーマ:「御社の知財価値を「見える化」 ~知財ビジネス評価書と知財金融・知財価値       評価~」5.講  師:井内龍二6.参加者:一般受講者 15名7.コメント:  金融庁の新ガイドラインによれば、不動産担保や個人保証に過度に依存しない融資の促進が銀行側に求められています。銀行には外部評価機関と連携し、企業等の有している知財価値評価を行い、この評価結果に基づいて無担保で融資・投資を行うような対応が求められています。 この知財価値評価を受けるには費用が必要になるが、知財ビジネス評価書では、この費用を全額特許庁が補助しています。これによって中小企業に対する融資の促進を図ろうとしています。問題は、知財の専門家でない人たちが知財ビジネス評価書を作成している点にあります。  知的財産価値評価推進センター・センター長等の経験に基づいて、知財価値評価の実際、並びに、世界のビジネスは知財戦略を中心に動いていることをいくつかの実例を挙げて説明しました。企業家は、事業戦略、開発戦略、知財戦略、標準化戦略の四位一体化を図ることが重要であることが説かれました。近畿支部知財普及・支援委員会 大森勇「平成28年度知的財産権に関するセミナーin MOBIO-Cafe(第1回)」【セミナー風景写真】

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

page 33

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です