支援活動175_webbook
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知的財産支援活動だより2016年10月号(No.175) 13 1.日  時:平成28年8月20日(土)      11:20~12:10(ステージ)、16:30~17:20(工作)      8月21日(日)      14:20~15:10(ステージ)、11:40~12:30(工作)2.場  所:梅田ハービスホール 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン・発明工作授業(回転台)5.対  象:一般 約180名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:8月20日(土)佐々木 達也、梅崎 真紀子、柴尾 猛       8月21日(日)赤岡 和夫、冨田 光治、村井 康司8.コメント: 昨年に引き続き、梅田ハービスホールで開催された「青少年のための科学の祭典2016大阪大会(サイエンス・フェスタ)」へ参加してきました。関西最大規模で開かれるファミリー向け科学イベントであるサイエンス・フェスタは、中学/高校/大学の科学部・民間の科学サークル・科学技術館・企業などが、さまざまな趣向を凝らした理科実験・工作教室をブースやステージなどで行う一大イベントです。開場の午前10時頃には、既にホール入口に家族連れの列ができ、開場後は小学生・中学生・高校生・保護者や理科の先生などで、あっという間に会場は熱気に包まれました。 知財普及・支援委員会は、2日にわたって知財授業「君も今日からエジソン」を2回と、発明工作授業「きみだけのオリジナル回転台を発明しよう!!」を2回実施しました。 発明工作授業「きみだけのオリジナル回転台を発明しよう!!」では、整理券を受け取ることができた子どもたち40人が工作教室でビー玉を使った回転台作りに取り組んでくれました。低学年から高学年の小学生が主体でしたが、みなさん一生懸命に創意工夫をしてオリジナルの回転台を作ってくれました。最後までできずにお母さん、お父さんに手伝ってもらった小さい子どももいましたが、講師が紹介するお友達の作品やその出来ばえに刺激を受けながら、それぞれが楽しく回転台の作成に取り組んでくれたのではないかと思います。 知財授業「君も今日からエジソン」では、日頃から知財普及・支援委員会が近畿一円の小学校に出向いて、主に小学5・6年生を対象に行っている出張授業ですが、サイエンス・フェスタでは、大勢の子どもたちと大人たちが見守る中、ステージを使って行いました。いつもの教室とは少し勝手が違い、ステージと客席との距離感に戸惑うこともありましたが、子どもたちにステージに上がってもらって自分のアイデアを発表してもらう度に、そして講師が発明品を紹介する度に、観客席のみなさんとも一体感が出てきて盛り上がっていきました。そして後半の「クイズタイム」では、子どもたちに混じって保護者の方までも手を上げて参加していただき、あっという間に50分が経ってしまいました。知財授業を通して、物づくりやそこに詰め込まれたアイデア、発明がとても価値のあるものであるということ、そしてそれらを尊重する心が如何に大切であるかということを子どもたちへ伝えることができたのではないかと思います。また、弁理士という仕事を紹介することができ、とてもうれしく感じました。 理系離れが叫ばれる中、多くの真剣な子どものまなざしを見ることができ、充実した一日を過ごすことができました。今年で8度目のサイエンス・フェスタへの参加となりますが、今後も知財授業、発明工作授業を通じて、発明を踏まえた科学の面白さを少しでも子どもたちへ伝えていければよいことであると感じました。近畿支部知財授業担当 赤岡 和夫「知的財産特別授業」青少年のための科学の祭典大阪大会サイエンス・フェスタでの講師陣の様子

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