支援活動169_WebBook
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知的財産支援活動だより2016年3月号(No.169) 13 1.日  時:平成28年2月20日(土) 13:30~16:002.場  所:名古屋商工会議所3階第5会議室3.実施者:[主催・運営]東海支部4.内  容:外国における知的財産の保護・活用~安心してビジネスを展開するために~5.対象者:一般市民、中小企業者、知財担当者など(62名)6.担当部署:知的財産権制度推進委員会7.講  師:知的財産権制度推進委員会 水野 祐啓、渡邉 秀樹8.コメント:前半:「総論、商標制度の利用」(担当:水野) 前半は、外国における知的財産権保護の実情と問題点についての総論的な内容と、それらの問題において商標制度の活用が有効であることを説明しました。 まずは、外国において知的財産権で問題となるテーマとして、模倣品の問題と悪意の商標出願の問題を提起するとともに、それらの親しみやすい実例を紹介し、決して海外における知的財産権侵害等の問題が他人事ではない点を説明しました。 そして、それらの問題を保護するためには知的財産の登録制度の活用が有用であることと、特に商標による保護をまず考えることが容易である点を紹介しました。 一つの法域に縛られないテーマとなっているため、どうしても広い内容をおしなべて紹介しないといけないこととなり、具体的な内容を求めていた参加者には不満があったかと思いましたが、後半の具体的な出願業務の説明に繋げられる内容の展開を心がけました。それによりそれなりの内容のリンク、セミナー全体としても統一感は図れたのではないかと考えます。後半:「アメリカ・欧州・中国における特許取得のためのイロハ」(担当:渡邉) 後半は、アメリカ・欧州・中国の特許制度について、国ごとに順に、特許取得までのフローをメインテーマとして講義しました。 アメリカについては、最も利用される機会が多い国である一方で、日本との制度的な違いも多いため、最も多くの時間を割きました。出願形態の種類や、具体的な中間応答のやり方など、図や表を用いて、わかりやすく説明しました。 欧州については、出願ルートごとに手続きが微妙に異なる点や実務上の注意点などを説明しました。時間の都合上、講義内で説明しきれない点については資料の内容で補完できるようにしました。 中国については、中国の特徴的な制度の一つである実用新案権や、手続き上の決まりなど、制度的に日本と異なる点をまとめて説明しました。 全体として、主要三極の特許取得までの手続きについて、資料中に図や表を積極的に用いたことにより、市販のテキスト等では得られないような初学者にもわかりやすい体系的にまとまった資料を提供できたと思います。東海支部知的財産権制度推進委員会 水野 祐啓、渡邉 秀樹東海支部「第8回休日パテントセミナー2015in名古屋」セミナーの様子

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