支援活動168_WebBook
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52 知的財産支援活動だより2016年2月号(No.168)1.日  時:平成27年12月5日(土) 10:00~12:302.場  所:神戸市産業振興センター3.テーマ:寸劇で学ぶ特許の基礎 ~特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防まで~4.講  師:滝川 弘子 会員、佐々木 達也 会員、山田 淳一 会員、淡路 俊作 会員5.対  象:一般受講者 32名6.コメント: パテントセミナー2015の神戸/午前の部では、「寸劇で学ぶ特許の基礎~特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防まで~」と題して、4名の弁理士による寸劇を中心としたセミナーを開催しました。 寸劇によるセミナーは、昨年の京都に引き続き、今年で2回目となります。寸劇の内容は昨年と同じですが、寸劇に入る前の導入部分が改訂され、近年の知財紛争の例として、アップル対サムスンの特許紛争の他、食品分野やゲーム分野での特許紛争、商標紛争の紹介を行いました。 今回、司会及び弁理士役を佐々木達也会員、発明者の三島麗子役を滝川弘子会員、ナレーションを淡路俊作会員、侵害品を販売する切田権造役及び導入部分を私(山田淳一)が担当しました。また、昨年と同様、寸劇の合間には解説コーナーを設け、淡路会員により寸劇でカバーしきれない事項を詳しく説明していただきました。 寸劇の中では3回の侵害事件が発生し、受講者の皆さんに侵害・非侵害の判断をしていただきました。3回目の侵害事件は侵害・非侵害の判断が非常に難しく、受講者の皆さんの判断は、意見が丁度半分に分かれるという結果になりました。これは、真剣に検討いただいたからこその結果であると思います。 昨年も同セミナーを担当された佐々木会員及び淡路会員のリードによって寸劇は順調に進み、終了後に充分な質問時間を取ることもできました。 昨年及び今年のパテントセミナーで演じた寸劇の内容は、学生だけでなく、大人の方にも興味を持っていただけたものと思います。このような形式のセミナーが、毎年とは言わないまでも定期的に開催されてもよいかと思いました。近畿支部知財普及・支援委員会 山田 淳一パテントセミナー2015 神戸 午前の部講師:佐々木達也 会員、滝川弘子 会員、山田淳一 会員、淡路俊作 会員会場の様子

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